2017年6月、未成年女性との不適切な関係が報じられ(書類送検されるものちに不起訴処分)、無期限で活動を停止していた小出恵介(38才)の本格的な主演復帰作の映画『銀平町シネマブルース』が公開された。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小出にこれまでのことや、今の心境について話を聞きました。
* * *
山田:このタイミングでお目にかかれるとはうれしい限りです。まずは、ご結婚おめでとうございます!
小出:ありがとうございます。
山田:現在、小出クンのもう1つの拠点であるアメリカで知り合った一般のかただそうですね。
小出:はい、そうなんです。相手のプライバシーもあるので詳しくお話しすることは控えさせていただきますが……とてもしなやかで、いろんな面で共感できる優しさと強さを持った人ですね。
山田:(涙ぐんで)本当によかった。小出クンを支えてくださるすばらしい女性が近くにいてくださることが心からうれしいし、安心しました。いまは、どんなバランスで日本とアメリカを行き来しているんですか?
小出:去年は日本に8か月ぐらい、向こうに4か月ぐらいでしたね。ビザを含め、渡米してから培ったキャリアを終わらせたくないという強い気持ちもあって。これからも、向こうでの生活も日本と同様に維持していくつもりですし、海外の作品にも積極的にチャレンジしていきたいですね。
山田:アメリカのお家は、どんなところなんですか?って根掘り葉掘り聞いちゃって、ごめんなさい。
小出:(笑い)大丈夫ですよ。向こうの家は日本より広いですね。天井も高いですから開放感もあって。でも、最初に渡米したときは、1ベッドルームの、まさに“男のひとり暮らし”というような家でした。そこから新型コロナがあって、多くの皆さんと同様に気持ちや生活スタイルに変化が生じて、都心にいても意味がないということで少し外れたところに移りました。
山田:結婚報告コメントにもあったように“世界的な危機の中”で出会ったかたと“共に支え合いながら信頼関係を築いて”いかれたんですね。
小出:はい。彼女はぼくの日本での仕事にも理解を示してくれています。