静岡県沼津市の会社員・土屋勇貴容疑者(31)が、女性の遺体を自宅に遺棄した疑いで緊急逮捕された。遺体はバラバラの状態で、一部はベランダから発見されている。2月22日に静岡県磐田市の会社員・伊藤亜佑美さん(33)の家族が「21日から行方がわからない」と警察に行方不明届を出していた。
「土屋容疑者は妻と2人の子ども、そして自分の父親と3階建ての一軒家で一緒に暮らしており、その自宅で伊藤さんの遺体が複数に切断された状態で発見されました。関係者への聞き込みの中で、土屋容疑者が関与している可能性が浮上し、逮捕に繋がったそうです。また、伊藤さんの車が容疑者宅から数百メートルほど離れたコインパーキングで見つかっていることから、警察は2人の関係性についても慎重に捜査を進めています」(全国紙記者)
土屋容疑者の自宅がある沼津市と、伊藤さんが暮らす磐田市は、同じ静岡県内といえど100キロ以上離れている。一体どんな接点があったのか。伊藤さんの知人が語る。
「伊藤さんには2人のお子さんがいて、保険会社で営業の仕事をしていました。地元の青年会議所にも所属しており、街を活性化させるための委員会の委員長を務めるほどでした。明るく活発な方で、“たくましい女性”という印象でした。また彼女はシングルマザーで、昨年あたりに『交際相手ができた』とも語っていました」
一方の土屋容疑者も地元の青年会議所に所属していた。同容疑者の人物像について知人が明かす。