「コロナ禍で定員数が削減されたのに伴い、参加を予定していたランナーのうち希望者は、翌年以降の大会に出走権利を移行できる措置がとられていました。もしかしたら、ずっと参加を見送っていた外国人ランナーたちが“そろそろ大丈夫だろう”と『東京マラソン2023』に大勢集まったのかもしれませんね。
大会側もトイレについてはアナウンスに力を入れていますが、外国人にとって慣れない土地でトイレを探すのは大変なのでしょう。日本人であれば設置されているトイレ以外にも、地下鉄やコンビニなど、どこにトイレがあるかはすぐわかりますが……」(前出・市民ランナー)
誰もが気持ちよく終わることのできる大会の形が「東京マラソン」にも求められている。