来客情報を職員から入手
ひとり暮らしのお部屋に、佳子さまはどんな“相手”を招かれるのか。その点に誰よりも心配を募らせているのが紀子さまだという。
「紀子さまは、佳子さまとの面会のために御仮寓所を訪問する人物を、できるだけ把握したいというご意向をお持ちのようです。佳子さまの私生活を監視されたいということなのでしょう」(前出・別の宮内庁関係者)
親子であれば「誰が訪ねてきたか」といった話をするのは容易なはずだ。しかし、紀子さまと佳子さまの心の隔たりは大きい。
「眞子さんが小室圭さんと結婚する前は、公務の際に姉妹が着られる服装に紀子さまが細かく助言されていたと聞きます。公務の服装だけではなく、私服でも髪形やアクセサリーに意見をされることもあったそうです。佳子さまは大学時代にファッションを楽しまれていたこともあり、紀子さまは一層心配されていたのかもしれません。
しかし眞子さんの結婚以降、紀子さまと距離をおきたいと考えられるようになった佳子さまは、ご自分で服装を決めるようになられたといいます。服装に限らず、自分のことは自分で決めたいと、次第に、紀子さまのご意見に耳を傾けられないことも増えていったと聞きます」(前出・宮内庁関係者)
直接、助言することが難しくなってしまったため、いまや紀子さまは職員を介して佳子さまの近況を探られるしかないという。
「紀子さまはいま、佳子さまに対して腫れ物に触るようなお振る舞いです。眞子さんの結婚によって生じたおふたりの間の溝は、いまだ埋まっていないのです。佳子さまは、紀子さまのご心配ぶりにはいささかお疲れ気味で、もうしばらく距離をおきたいとお考えなのでしょう。紀子さまもそうした佳子さまのお気持ちに気づいておられながらも、母として娘の私生活が気になってしょうがないご様子なのです。
佳子さまに直接はお尋ねにならず、職員経由で、誰が佳子さまのひとり暮らし先に足を運ぶのかを把握しようとされているようです」(前出・宮内庁関係者)
そもそも、皇居や赤坂御用地といった皇族の住まいがあるエリアに、一般人が自由に出入りすることは当然できない。事前に、皇族から職員に来訪情報が伝えられ、その上で、各門では皇宮護衛官が氏名や連絡先、身分証明書を確認し、敷地内の案内役の職員に引き継ぐという。
「紀子さまはそうした職員から情報を入手し、来客を把握しようとされているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
それでも紀子さまがすべてを把握できるわけではないという。
「佳子さまとの信頼関係を重視する職員に佳子さまが『内緒でご案内してほしい』と頼まれたとしたら、たとえ紀子さまでも“職員ルート”を遮断されかねず、出入りを把握できないでしょう」(皇室関係者)
しかし、手段はもう1つある。皇宮護衛官ルートだ。
「紀子さまが、皇嗣家や宮家の護衛を担当する皇宮警察本部・護衛第二課の職員に直接、御仮寓所に出入りする人物のリストを依頼しているのであれば、話は別で、紀子さまは全容を知ることができるでしょう。言ってしまえば、来客記録を24時間監視することができるのです」(前出・皇室関係者)
ひとり暮らしを始めても、佳子さまは紀子さまの目を逃れられないのだ。
「自由を好まれる佳子さまは、私的な来客をも知りたいと思われる紀子さまに対し、不信感を抱かれるのではないでしょうか。自分のことをいつまでも信頼してくれない紀子さまに対して、ご不満を抱かれてもおかしくありません。すでに溝が生じている母娘関係が、さらにこじれてしまう可能性もあります」(前出・皇室関係者)