米フォーダム大学を卒業してから足かけ2年、ついに小室圭さんは正式に弁護士となった。眞子さんの望んだ「海外の拠点」がようやく定まったことで、ふたりは安堵しているだろう。しかし、周囲は弁護士となった小室さんの「皇室利用」に早くも気を揉んでいる。
小室圭さんが所属する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(LS)」は、350人程度の弁護士が所属する、アメリカでは中堅規模の法律事務所だ。ニューヨーク州弁護士で、OMM法律事務所の弁護士・米盛泰輔さんがLSの特徴を解説する。
「企業の合併、買収、提携や、税務処理に関するアドバイス、国際取引など、いわゆる『企業法務』の分野を得意とする事務所です。小室さんは、企業や富裕層が法的に問題なくビジネスを進めるためのアドバイザーのような仕事をしていくことになるでしょう」
業界内での競争はことさらに厳しい。元国連職員で著述家の谷本真由美さんの話。
「小室さんのような駆け出しの弁護士だと、膨大な業務をこなしながら実績を積み上げていかなくてはならない。とにかく結果が求められる仕事です。目標未達の場合は容赦なくクビになるため、事務所は常に多くの若手を雇います。同じ事務所に長く勤めるのは簡単なことではありません」
しかし、小室さんには強力な“バック”がついているという。ニューヨークの法曹関係者の話。
「小室さんの上司になるとみられる人物は、ニューヨークのビジネス界では誰もが知る存在。世界的に有名な経済誌で連載していたこともあり、個人資産は6億円にのぼるともいわれています。LSの設立者のひとりでもあり、社内でも力を持っているので、彼を味方につければ、小室さんは安泰でしょう」
小室さんにはほかの弁護士にはない特徴がある。
「現在、LSで日本人は小室さんのみとみられます。ホームページでは『ケイは流暢に日本語を話します』と説明がなされています」(前出・法曹関係者)