2月下旬、ホワイトのスエット上下に黒いジャケット、ニット帽からちょろんと前髪を出し、メガネというリラックス姿でラジオ局から出てきたのは、福山雅治(54才)。見送るスタッフたちに笑顔で手を振るその姿は、50才超とは思えないほど若々しい。
この日の少し前の2月19日には、福山がTBSの4月期日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』の主演を務めることが発表された。彼が演じるのは、アメリカから期間限定の交換留学生として来日したFBI特別捜査官・皆実広見だという。
「皆実は、事故がきっかけで両目の視力を失っていますが、事件への嗅覚は抜群で、事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味でFBIの“ラストマン”と呼ばれています。福山さんの連ドラ主演は、同じく日曜劇場の『集団左遷‼︎』(TBS系)以来4年ぶりで、大きな期待が寄せられています」(テレビ局関係者)
福山の“バディ”を務めるのは大泉洋(49才)。共演はNHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)以来、13年ぶりだというが、2人は同じ事務所に所属しており、プライベートでも仲がいいという。
「福山さんは、インタビューなどで大泉さんと深い仲であることを公言しており、厚い信頼を寄せているそうです。よほど気の置けない関係なのでしょう、大泉さんは、福山さんのことを『先生』と呼んでいるそうですよ(笑い)」(芸能関係者)
このドラマの撮影は朝が早く、早朝の4時半や、5時に起床することがザラだという。
「大泉さんは“修行みたいな現場”と嘆いているようですが(笑い)、福山さんは眠れない中でも全力で撮影に挑まれています。彼は芸能界でも屈指の“健康オタク”として知られていますから、早起きも問題ないのかもしれませんね」(前出・芸能関係者)