ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の中心メンバーとして活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28)。1次ラウンドではその“二刀流”で、チームを全勝での準々決勝進出に導いた。12日のオーストラリア戦、初回の打席で大谷が放ったWBC1号が「自分の看板」に直撃したことも大きな話題に。
そんな大谷を国内化粧品大手のコーセー社が、同社が展開する美容液の広告モデルに起用することを発表した。ファッション誌編集者が語る。
「大谷さんは現在、スキンケアブランド『雪肌精』の新CMにも出演されていますが、今回、新たに起用されるのは『コスメデコルテ』というブランドの『リポソーム アドバンスト リペアセラム』という美容液です。
同ブランドは、1970年に誕生。コーセー創業者の小林孝三郎氏の“真実の高級品をつくる”という想いを体現しており、同社ラインナップのなかでも、ハイプレステージブランドに位置付けられています。1997年以降は海外市場にも展開し、現在はグローバルブランドとして名を馳せています」
リリースでは、大谷を起用した理由について《揺るぎない信念で挑戦を続け、可能性を切り拓く大谷選手の姿が共鳴し、今回の起用に至りました》と説明している。また、コーセー社は大谷とグローバル広告契約を締結しており、同社は1月1日から彼を起用した広告を積極的に展開している。
今回、出演する新TV-CM『自分が整う』篇には、2人の大谷が登場する。
「やることをやってきたか。いい顔ができているか。」と自分自身に問いかけ、美容液をなじませながら、表情に満ちていく自信と誇り。そして、自己との対話から自分を整えていく様子を通して、世界を舞台に戦い続ける大谷の強さの奥にあるものが垣間見えるような世界観を表現しているという。
このほか、全国の同社ブランドの化粧品カウンター約780箇所に新ビジュアルが登場。ほかにも全国6店舗の百貨店で巨大懸垂幕、全国8箇所での巨大屋外広告を期間限定で展開する。