テレビ番組内の企画で大学を受験した小倉優子(39才)。第一志望の早稲田大学は不合格となったが、白百合女子大学と学習院女子大学に合格した。世の中では、そんな小倉優子に対して、いろいろな意見があるという。体験企画でおなじみの女性セブンの名物ライター“オバ記者”こと野原広子が、小倉優子の大学受験について綴る。
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はじめに断っておくけれど、私の最終学歴は茨城県立真壁農業高校(現・真壁高校)。上京後、チラッとマスコミの専門学校にも通ったけれど、生活に追われて、2年目の学費が払えず、うやむやよ。
こんな私に大学を語る資格はまったくありません。だから、小倉優子さんが大学受験をして、その結果が騒ぎに、いや、話題になっている件も、「ご立派」としか言いようがないのよね。テレビのバラエティー番組の企画で“約1年の受験勉強で早稲田大学合格を目指す!”って大風呂敷を広げるだけでも大したものだって。
彼女は2度の離婚を経て、10才・6才・2才の男児のシングルマザー。子育てをしながら受験勉強をするのがどれほど大変なことか。
私の知る限り、夫婦円満でも、学齢前の男の子がいる母親は例外なく“武闘派”よ。男の子を叱るときのドスのきいた怒鳴り声は、私に向けられたのではないとわかっていても、何度も縮み上がったもの。それだけ男の子の子育ては体力勝負なんだよね。
ところが、小倉優子さんのご一家は違う。
ご長男は料理が得意で、家事のサポートをしてくれているとSNSで披露しているし、寝ずの受験勉強中の彼女も決して髪を振り乱していない。家の中もスッキリ片付いている。そんな姿を公開すると、ファンは「頼りになる息子さんがいて幸せだね」「頑張ってる姿勢に勇気づけられます」と大拍手よ。
テレビ番組で語った「勉強が全然できなくて、一般教養や常識が全然わからない。こんなんじゃだめだよな、母親なのにな、と思っていたので、そういうコンプレックスがなくなれば」という彼女の受験動機も素晴らしい!
で、早稲田のほかにも津田塾大、学習院大、成蹊大、白百合女子大、学習院女子大を受験。緊褌一番その結果、白百合女子大に合格。学習院女子大は補欠で繰り上げ合格で、ほかは不合格だったそうな。
ま、すました顔をしている彼女に白百合や学習院女子はお似合いね、と私は思ったんだけど、世の中、そう簡単じゃないんだね。友人A美の娘のK子(35才)が激怒しているのよ。