決済アプリ「PayPay」のCMや、バラエティ番組、ワイドショーなどに引っ張りだこで、今やテレビでその顔を見ない日がないほどの活躍を見せているタレントで女優の山之内すず(21)。バラエティ番組のイメージが強い彼女だが、現在は女優業に精を出しているようだ。
今期は3月16日に最終話を迎えたNHKの夜ドラ『超人間要塞ヒロシ戦記』に出演していた山之内。同作は同名の人気漫画が原作で、餃子屋のアルバイトで生計をたてる普通の青年・ヒロシ(豆原一成・20)は、実は体内では高山一実(29)演じる艦長・アケミ・バルドーら6000万人の国民が暮らすスカベリア姫国の「人間型要塞戦艦・緋炉誌(ひろし)」だった、というSFラブコメディだ。山之内は、ヒロシのそんな事情も知らず、彼に恋するヒロインの大学生・雅しずかを演じている。
これまでにも、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(2021年、TBS系)などでも女優として出演経験のある山之内だが、インタビューによると「恋をする役は今回が初めて」だという。
本誌・週刊ポストはそんな同作のロケ現場をキャッチしていた。昨年12月初旬の夜、神奈川県・横浜の湾岸で山之内と豆原の姿を発見。ロケ隊に囲まれた2人は軽く打ち合わせした後、日が落ちたあとの岸壁で、山之内が豆原の手を引き、ダッシュする姿を何度も撮影していた。
その後、別の場所に移動して撮影が再開された時の様子を、現場に居合わせた男性がこう話す。
「橋のふもとの路上で、山之内さんがまた豆原さんの手を引いて走るシーンを何度も繰り返し撮影していました。“2人とも何度もダッシュするのは大変だな”と思いつつ見ていたのですが、そのシーンを撮り終わると、その後は、山之内さんが、豆原さんに顔を近づけて、キスをする寸前みたいな場面になって……。
照れ合うような仕草も見せていた山之内さんと豆原さんに、こちらまで甘酸っぱい気持ちになるくらい、初々しいシーンでした」