いよいよ春爛漫。今年の春は久しぶりのお出かけで、世界に誇る桜の名所である京都へ引き寄せられる人も多いはず。全国的に知られたスポットから、京都を知り尽くす人が訪れる穴場まで多数の名所がひしめく京都の桜。3月末から種類の違う桜が次々と開花し、どこを見てもうっとりする景色が広がります。そんな、京都の桜の名所を紹介します。
●毘沙門堂「枝張り直径30m大迫力の桜がお出迎え」
50本以上ある桜の中でも樹齢150年を超えるしだれ桜は、30mの枝張りで堂々たる姿。近くを流れる琵琶湖疎水川沿いの桜も華やか。
住所:京都市山科区安朱稲荷山町18
●鴨川「花の回廊をくぐりながら春を満喫」
花の回廊と呼ばれる鴨川左岸の三条通〜四条通を中心に、両岸約1.8kmの桜並木が続く。絶景スポットが複数あるので、お気に入りの場所を見つけて。
●金戒光明寺「京都市街地を見下ろす丘陵で咲き誇るソメイヨシノ」
地元の人たちから「くろ谷さん」と呼ばれ親しまれる金戒光明寺は、京都でも隠れた桜の名所。山門の前の堂々としたソメイヨシノは見ごたえ抜群。
住所:京都市左京区黒谷町121
●将軍塚青龍殿「京都市内の景色と桜が一体となって春を演出
平安遷都の際に桓武天皇が都の平和を願った地。庭園には約200本の桜があり、境内奥には木造大舞台が設置。京都御所などを一望できる。
住所:京都市山科区厨子奥花鳥町28
●国際会館「広大な庭園で喧噪を離れ、のんびりと桜を鑑賞」
比叡山の麓にある、日本で唯一の国立国際会議場。施設には日本庭園があり桜の季節には期間限定で一般公開されている。知る人ぞ知る桜スポットでゆったりと過ごせる。
住所:京都市左京区岩倉大鷺町422番地
●比叡山ドライブウェイ「琵琶湖を一望、風光明媚な景色が広がる」
京都市街地から延暦寺、比叡山山頂へと続く比叡山ドライブウェイには、沿道にソメイヨシノや八重桜が合わせて1000本以上並ぶ。桜と琵琶湖の共演は息をのむ美しさ。