国内

「私は熟女好きで知られている」中学生に卑猥な声をかけ逮捕の港区区議が議会で堂々反論「高校時代は彼女のお母さんを好きになった」

珍妙な弁明を行っていた赤坂区議(公式より)

珍妙な弁明を行っていた赤坂区議(公式より)

 昨年7月、千葉県市川市内の公園で中学生2人に「水着の写真なら3000円」、「胸ワンタッチ1000円」などと卑猥な声をかけ、県迷惑防止条例違反の容疑で逮捕、その後に略式起訴された東京・港区の赤坂大輔区議が、昨年11月25日の区議会で珍妙な弁明を繰り広げていたことがわかった。

 ある港区関係者は「その弁明は昨年から区役所内で話題になっていましたが、最近、区議会の議事録が更新され、赤坂さんの発言が全部読めるようになりました。支離滅裂で品位にも欠ける発言の数々に言葉が出ませんでしたよ」と語る。

 すでに今回の件で議員辞職勧告をされている赤坂議員。実は、これまで3度逮捕され、そのたびに辞職勧告決議を受けてきたが、一切無視し、現在も区議の立場に居座っているという。都政担当記者が、“前科”についてこう明かす。

「2007年に初当選し、現在、4期目を務めています。典型的なお騒がせ議員で、ある種の有名人ですね。2016年には酒に酔ってタクシー運転手を殴った傷害容疑で逮捕。2020年には川崎市内の駐車場で下半身を露出し、女子高生に『いいバイトをしないか』と声をかけた、公然わいせつの容疑で逮捕され、15万円の罰金命令を受けています。このときも『ズボンは下ろしたが、右手で隠していたのでみせていない』と釈明したと報道されていました。

 2020年の逮捕時は、当時所属していた日本維新の会の次期国政選挙の公認候補だったのですが、逮捕の3日後に除名されています。たびたび問題を起こしているのですが、フレンドリーな人柄で、選挙戦や自身のホームページで熱っぽく理想や実績を語る姿が一部の有権者に支持されているようなのです。赤坂区議の実態が区民に把握されていないだけなのかもしれませんが……」

 そんな赤坂議員が昨年11月の議会で披露したのが、以下の答弁だ。公開されている議事録より一部抜粋する。まずは7月に逮捕された事案に関して。

「当該日、私は友人らとバーベキューをした後に、公園で飲食をし、その間、お世話になっていた紹介あっせん業グループの代表格の方と合流し、その方が率いていた男女数人も合流し、十数人で酒を飲んで様々な話をしました。しかし、そのうちの二人は未成年で、親から捜索願が出されていた家出状態の子だったということを私は存ぜず、後日、その二人の親から被害届を、その場の会話で最も笑いを取って目立っていたであろう私に狙い撃ちで出されました。私の職業に目をつけた捜査関係者が、その親へ私に対して被害届を出すよう使嗾(しそう)したのだと予想されます。報道内容は事実と相違し、そもそも私は未成年者と話をしておりませんし、報道の会話内容は、代表格の方がしていたものと思われます。

 捜査の主眼は、違法あっせんの実情やあっせんグループルートについての洗い出しだったようですが、私からは違法性のある紹介は一切出ることがありませんでした。(中略)取調べも右往左往した感じで、私自身も完全に否認を続け、平行線をたどった末に、訳の分からないままに処分を受け入れました。勾留が続いてしまっては、何もかもがストップしてしまいます。収束を早めたい一心でした」

関連キーワード

関連記事

トピックス

佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
大型特番に次々と出演する明石家さんま
《大型特番の切り札で連続出演》明石家さんまの現在地 日テレ“春のキーマン”に指名、今年70歳でもオファー続く理由
NEWSポストセブン
NewJeans「活動休止」の背景とは(時事通信フォト)
NewJeansはなぜ「活動休止」に追い込まれたのか? 弁護士が語る韓国芸能事務所の「解除できない契約」と日韓での違い
週刊ポスト
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト