今春公開予定の伊藤健太郎(25)の主演映画『静かなるドン』が注目を浴びている。伊藤といえば、2020年10月に「ひき逃げ」騒動を起こし(不起訴処分に)、その後、約1年間の謹慎期間を経て芸能界へと復帰。本作は2022年春公開の映画『冬薔薇』以来の伊藤の主演映画となる。
『静かなるドン』は新田たつお氏による累計4500万部を超える人気漫画が原作で、これまでに何度も実写化されている。伊藤演じる主人公・近藤静也は、下着会社に勤めるドジで気弱なダメサラリーマン。しかし、実は関東最大の広域暴力団「新鮮組」総長のひとり息子で、父親が凶弾に倒れたことをきっかけに、やむを得ず総長の跡を継ぐことになるのだ。芸能関係者は言う。
「原作では『昼間は目立たない会社員』という設定の主人公が、長身でハンサムな伊藤さんであることから、情報解禁当初から『伊藤健太郎ではカッコよすぎる!』『静也のイメージじゃない!』『(以前の実写版で静也を演じた)香川照之を出せ!』などと話題を呼んでいるのです」
本誌・週刊ポストは今年1月末の夜、新宿・歌舞伎町のホテル街で繰り広げられていた同映画のロケ現場をキャッチした。伊藤のことばかりが何かと取り上げられがちな同作だが、本誌が目撃したのは共演する女優・筧美和子(29)の妖艶すぎる姿だった。居合わせた男性がその時の様子をこう語る。
「その日は、東京に初雪が観測された極寒の日でした。当初は伊藤さんはおらず、共演の筧さんのみだったのですが、筧さんは、寒さにもかかわらず、ラブホテル前の冷え切ったアスファルトに倒れこむシーンを熱演。
それから1時間ほどすると、白いスーツにサングラスという静也のトレードマークの姿でキメた伊藤さんが登場。筧さんと会話をする場面などを撮影していたのですが、伊藤さんは撮り終えるたびに監督とモニターをチェックするなど非常に真剣な様子でした。
そんな伊藤さんと同じくらい印象的だったのが、やっぱり筧さんの色っぽさ。道路に倒れこむときに見せた脚や、腰のひねり方が何ともなまめかしくて…。撮影の合間にメイク直しをするときなども、視線を落としたときのちょっとした表情が艶っぽくて……」