甘いマスクからは想像もつかないハスキーな歌声で、「ダミ声の貴公子」の異名を取る、若手演歌界のホープ・真田ナオキ(33才)に、デビュー前に離婚歴があり、子供が5人いることが『女性セブン』の取材でわかった。33才という若さでの“ビッグダディ”ぶりを本人に直撃取材すると、戸惑いつつも、神妙な面持ちで語りだした。
「隠していた、というわけではないんです…。メジャーデビュー前のことですし、お話しするタイミングがなかったというのと、家族に迷惑をかけるのではないかと公表をためらう気持ちがありました。
今回お話することで、僕を応援してくださるファンの方は驚かれるかもしれません。お話しすることに怖さがないといったら嘘になります。それでもデビュー以来、いつかは公表しなければならないと考えてきましたし、自分なりに打ち明けるタイミングを模索していました。何より、子供たちに『自慢のパパ』といってもらえることが僕の夢。今回こうしてお話する機会をいただけたことには感謝しかありません」
10代の頃から歌手を目指していた真田が、苦節の末に4枚目のシングル『恵比寿』でオリコンランキングの演歌歌謡部門で1位を獲得したのは2020年1月、30才のとき。師と仰ぐ吉幾三が作詞・作曲を手がけた同曲はロングヒットを記録し、真田はその年の日本レコード大賞の「最優秀新人賞」に選ばれた。
その後も自慢の「ノックアウトボイス」を武器に演歌チャートを席巻しているが、真田にはこれまで一度も明かしたことのない秘話がある。デビュー前の生活と、いまは離れて暮らす5人の子供たちのことだ――。
3月中旬、イベントを終えた真田は女性セブンの取材に応じ、まっすぐな表情でこれまでの経緯と現在の心境を明かした。
いままで明らかにされてこなかったが、真田には離婚歴がある。真田が元妻と結婚したのは歌手デビュー前の2011年で、直後に長女を授かった。翌年、次女が誕生し、次の年に男の子が生まれた。
「元妻は中学時代の後輩で、19才のときに再会して交際をはじめました。すぐに結婚を意識するようになり、籍を入れたのは長女が生まれる直前です。出産に立ち会ったときは感激で涙が止まらず、赤ちゃんの前でハッピーバースデーを歌ったことは今も鮮明に覚えています。上の3人は年子で、毎日がてんやわんやでした」