「いつの間にか四角くなっていた」「垂れ下がって足が短く見える」──。年齢を重ねるごとにお尻の形に悩む女性は多い。が、丸く引き上がった美しいヒップラインを目指してスクワットなどのトレーニングを始めても、継続は難しい。
そんなヒップケアへの現状とニーズに着目したのが、健康器具や美容機器などを企画・製造・販売する「創通メディカル」だ。同社が展開する美容健康ブランド「MYTREX」は日常生活に取り入れやすい“ながらケア”アイテムを中心に展開している。
『MYTREX AQUA LIFT』は入浴時に本体を浴槽に沈め、通電部にお尻や足をのせるだけでEMS(「Electrical Muscle Stimulation=電気的筋肉刺激」の略。筋肉に電気刺激を与え、強制的に動かす機器の総称)が筋肉を収縮させ、運動効果を得られるヒップトレーニングマシーンだ。
「水中は通電しやすいため、広範囲の筋肉を効率的に鍛えられます。さらに、体が温まると血行が促進されて筋肉がほぐれ、トレーニングに適した状態になります。
つまり、入浴タイムはEMSの力を最大限に発揮できる環境なのです」(同社・eコマース&マーケティング部の岩橋葉月さん、以下同)
具体的に、お尻にどうアプローチをするのだろうか。
「ヒップの高さを出す中臀筋、丸みをつくる大臀筋、太ももとお尻の境目をはっきりさせるハムストリング(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋からなる筋肉群)といった下半身の大きな筋肉へEMSがダイレクトに働きかけます。
30Hz・5Hz・15~60Hz・60~15Hz・20Hzの5種類の周波数を組み合わせ、約80秒間を1つの区切りとして約15分間、表層筋から深層筋まで幅広く刺激します。さらに刺激への慣れを防ぐため、周波数に変化をつけるようプログラミングしています」