一方の原は、前出の『アイ・アム・冒険少年』で次のように語っていた。
「隣にお前(目黒)がいなくなるのがショックで3日間実家から出られなくて。うらやましいのもあるし、悔しいのもあるし……あんまり見られなかったんだよ、目黒がテレビに出てても」
Snow Manはデビューシングルがミリオンを達成し、冠番組も始まるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する。その裏で宇宙Sixは──。
目黒の脱退に先立って、2018年に林が俳優業に専念するために脱退。4人で活動を続けていたが、2020年には、山本の闇カジノ通いが報じられて事務所との契約を解除。それに伴い、宇宙Sixの解散が決まってしまった。ソロになった原は現在、舞台などで活動を続けている。
「目黒さんはデビューが決まったとき、“お前ならいけると思っていたよ”という原さんにかけられた優しい言葉がずっと忘れられなかったといいます。仕事に邁進する努力家の目黒さんですが、結果的に自分だけがデビューできたこと、宇宙Sixが解散してしまったことが“唯一の後悔”として心に残っていたようです」(前出・テレビ局関係者)
スターダムを駆け上がった彼が熱望したのが、原との地上波番組での共演だった。
「目黒さんが『大親友の原と共演したい』と番組側に自ら打診したそうです。彼が自分から要望を伝えてくるのは初めてのことだったといいます」(前出・テレビ局関係者)
まともに再会したのは3年ぶりだったという2人。それでも、“はらめぐ”の空気感は健在だった。
「番組内で、目黒さんは『オーディションの日からいままで自分の最大のライバルは、原だった』と明かしていました。『別のフィールドにいたとしても、次会うときには、絶対にあいつより輝いていたいと思って仕事をしてきたから』とも語ると、原さんは号泣していました。彼の涙を目黒さんがぬぐったシーンには、思わず涙した視聴者も多かったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)
別々の道を歩み始めた2人は、今後も互いに意識し続けるのだろう。“はらめぐ”の友情は永遠だ。
※女性セブン2023年4月27日号