いま日本中を賑わせている、ヤクルトの村上宗隆(23)と女子プロゴルファー・原英莉花(24)の熱愛報道。トップアスリート同士のラブロマンスゆえ、早くもネット上には〈結婚してアメリカか〉などといったコメントまで出ている。2人の熱愛はそれまで噂がなかっただけに驚きをもって迎えられたが、過去を振り返ってみるとプロ野球選手と女子プロゴルファーの熱愛は少なくない。ゴルフ誌の記者はこう語る。
「恋多きプロゴルファーとして知られる上田桃子(36)は会社員と結婚しましたが、2007年に賞金女王になったあとには東北楽天ゴールデンイーグルスにいた田中将大(34)との熱愛が報じられた。ソフトバンクの斉藤和巳(45)とも撮られた。プロ野球選手は趣味でゴルフをやる人が多いですし、意外と接点は多いみたい。原英莉花は金髪にしたり派手な面がある選手。野球界とのつながりも多いジャンボ尾崎門下ですし、村上選手との接点があっても全くおかしくない」
若い原が恋愛を楽しむのは何の問題もないことだが、ファンがやきもきしているのは「彼女の成績に影響が出ないか」という点だ。ゴルフ誌記者は「女子ゴルファーは私生活と成績が連動するタイプも少なくない」と語る。
「韓国人プロのイ・ボミは熱愛発覚後に調子を崩したり、あれだけの実力者なのにまったくゴルフにならない時期もあった。2013年に賞金女王になった森田理香子(33)もその1人で、2014年秋に14歳年上の個人トレーナーとの半同棲が発覚してからはツアー優勝がなくなってしまった。岡本綾子軍団の秘蔵っ子と呼ばれていたが、この報道で恋愛に厳しいとされる岡本さんとの関係性にも溝が生じたと言われています」(ゴルフ誌記者)
恋愛は「成績にはマイナス」?
2人の今後の関係性はわからないが、プロゴルファーの沼沢聖一氏は「男女に限らず、プロゴルファーにとって結婚はプレーに大きな影響がある」と語る。
「一流のトッププロは朝から晩までゴルフのことを考え、練習に時間を割きます。特に最近は若手選手の台頭が著しく、ゴルフにすべてを懸けないとシード権すら守れないような状況です。もちろん異性との交際は気分転換にはなりますが、成績にプラスがあるかと言うと難しい。特に将来的な世界での活躍を目指す原プロがどうなるのか、気になるところです」(沼沢氏)
原の師匠であるジャンボ尾崎は、この春、「金髪に染めたりして凄いよ。ゴルフ以外ではいつも主役だからね。ゴルフで主役になってもらいたい」と苦言を呈していた。
村上、原ともに日本人としては体格に恵まれ、世界を舞台に活躍することが期待されるアスリート。関係性はどうであれ、本業でのさらなる活躍の肥やしになることを願うばかりだ。