テレビ各局の4月改編で番組ラインナップが一新。各局の「朝・昼・夜の顔」となる女性アナウンサーにも変化が生まれた。そこで、テレビをウォッチする10人の識者に、各局の「昼の顔」について、ランク付けしてもらった。
【投票した人】
安彦拓郎(芸能記者)、上杉純也(女性アナに詳しいライター)、碓井広義(メディア文化評論家)、木村隆志(コラムニスト)、鎮目博道(テレビプロデューサー)、島本拓(女性アナに詳しいライター)、松本佳子(芸能リポーター)、丸山大次郎(女子アナウオッチャー)、三杉武(芸能評論家)、山田美保子(放送作家)の各氏。各識者が順位を付けて投票。ポイントは1位が10点、2位が9点、3位が8点、4位が7点、5位が6点とする。「点数」の項目はその合計点を示している。
「昼の顔」では、『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)の大下容子アナ(52)が多くの識者から支持され1位となった。元テレ朝局員で大下アナの1年先輩だった鎮目氏が賛辞を贈る。
「自民党の丸川珠代議員は彼女の同期でずっと比べられていた。“華がなくて地味”と言われていましたが、努力一筋で地道に腕を磨き、いまやテレ朝になくてはならない存在。局アナが冠番組を持つのはあり得ないことです。日本アナウンサー界の宝と言いたい」
木村氏も大下アナへの賛辞を惜しまない。
「冠番組でもお局感は一切ない。視聴者に寄り添った素朴な疑問を提起する姿は好感度が高い」(木村氏)
2位につけたのは『ひるおび』(TBS系)で磐石の人気を誇る江藤愛アナ(37)。安彦氏が話す。
「愛嬌ある笑顔や声、控えめな姿勢、絶妙なテンポ、繊細なコメントなどすべてが一流」