国際政治学者・三浦瑠麗氏(42)の夫で投資会社「トライベイキャピタル」代表取締役の三浦清志被告(43)が太陽光発電事業をめぐり逮捕・起訴された事件。瑠麗氏は夫の逮捕時、「家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」と公式サイトでコメントを発表したものの、その後すべての地上波レギュラー番組から“事実上の降板”となり、沈黙を貫いてきたが、『文藝春秋』5月号のインタビューに応じたことが話題となっている。
大手紙社会部記者はこう言う。
「容疑は、2019年10月に3回にわたり、トライベイキャピタルの債務の弁済に充てる目的で、三浦(清志)容疑者が関係する合同会社から4億2000万円をトライベイキャピタルに送金させたこと。しかし、清志被告は逮捕時から一貫して容疑を否認していると言います。今後、本人が否認し続ければ、裁判は1年程度かかると見られており、業務上横領の被害者が多数にわたる場合は、その証人尋問などでより時間が掛かるケースもあるようです」
瑠麗氏は前出のインタビューの中で、夫の逮捕をマスコミの報道で知ったこと、逮捕を報じられた日は「妙に冷静」で、オフィスでウイスキーのロックをずっと飲んでいたことなどを率直に話している。また、今は拘置所にいる清志被告に対して『レオナルド・ダ・ヴィンチ』の上下巻やカミュの『シーシュポスの神話』などを差し入れたという。
事件についてはこれまで主張してきたことと同様に、自身は夫の仕事を関知していなかったとして、
〈マスコミは私自身が今回の事件と関係があるのではないかと疑惑を報じ、批判の声が上がっていることは承知しています。私が何も反論を口にしないのは、第一に事件について、投資家との間でトラブルが生じ、横領の疑いをかけられている以上のことを本当に知らないからです。
(中略)夫の会社の売り上げも知らなければ、問題となっている資金の流れや、それが何に使われたのかも知らない。投資計画を見たこともないので、私自身、意見を言うことも何の判断もできない状態だったんです〉
〈経済的に独立し、自分の働き方しだいで自由な稼ぎが得られる個人としては、私が夫のお金に頼って贅沢な暮らしをしているかのような報道にはびっくりしました〉
と語っている。