この時をどれだけ多くの人が待ち望んでいたことだろう。ついに、事務所退所後初となる中居正広と香取慎吾の共演が実現する。
プライベートでも親交のある松本人志と中居正広がMCを務める新番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系、4月30日よりスタート)の初回放送ゲストとして、香取が登場。中居と香取が共演するのは全てのメディアを通じて実に6年ぶりとなる。
久々にカメラの前で対面を果たしていったいどんなやりとりを繰り広げるのか。そして、そんなふたりを見守る松本はいったい何を語るのか。見逃せない、聞き逃せない超貴重な鼎談となること必至だ。
中居と香取のつながりは、たとえば香取と草なぎのように、いつも一緒で常に連絡をとりあっている、といった“公認仲良し”のイメージとは少し違う。それでも、2016年の熊本地震被災地へ炊き出しのボランティに中居と香取で訪れたり、実は深いところで信頼し合っているゆるぎない絆が感じられる。
6年前の共演はどんなだったか振り返ってみよう。
それは2016年末のSMAP解散後初の共演という緊張感と期待感をもって注目が集まる中だった。2017年4月、香取が司会を務める『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に中居がゲスト出演したのだ。
番組冒頭で香取は「スタジオには、あの男が待っています。あの司会者が待っています。ちゃんとゲストできるかな?」とちょっとワクワクした様子で「久々に会う」という中居を紹介。
中居は登場すると、当時一部で報じられていた香取の“隠し子騒動”に、なんとド正面から突っ込みを入れる。「おまえ、子供いたんだってな?」といじって笑いをとる息の合ったやり取り。これには、ふたりの関係性だからこそできる中居の心くばりと高度なトーク力、さすがすぎる、と話題を呼んだ。
同番組で香取と共にMCを務めていた大下容子アナは、同番組の公式サイトで、貴重な対面となった舞台裏をこんなふうに明かしていた。
「本番中、普段とはちょっと違う香取さんの厳しめのツッコミには、愛情や信頼関係の強さを感じました。すごく刺激的でしたし、何といってもおふたりが揃った時の華がすごかったですよね。まぶしく見えたくらいです」
SMAPが結成されたのは1988年。当時11才、グループ内で最年少の香取にとって、5才年上の最年長リーダー・中居はお兄ちゃん的存在だったのだろう。
「朝、香取を起こせるのは親と中居だけ。『笑っていいとも!』放送前日は香取は中居の家に泊まっていた」「まだ10代だった香取がテレビ番組で『早く20才になって中居くんと友達になりたい』と言っていた」「ライブで『木村くんと中居くんが前に出てふたりで歌ってるところ、後ろから見ていてかっこいい』と香取が言っていた」・・・
等々、長年のファンにとってはおなじみで、35年もにわたるSMAP歴史の中、中居と香取のほっこりするエピソードは数多くあるようだ。