あなたもこんなことしてませんか?
自転車を乗る際の基本的な違反行為を紹介する。
【1】2人乗り
大人の2人乗りは道路交通法(以下、道交法)で禁止され、違反者は2万円以下の罰金または科料。(「幼児2人同乗用自転車は除く」など例外もある)
【2】イヤホン装着
都道府県によっては自転車走行時のイヤホン使用禁止を条例化し、5万円以下の罰金。
【3】飲酒運転
軽車両同様、違反者は5年以下の懲役または100万円以下の罰金。「ほろ酔い」でもダメ!
【4】スマホを見ながら運転
多くの自治体の条例で禁止されている。片手運転、注意散漫で事故を起こす可能性が高い。
【5】歩道で立ちこぎ
歩道では徐行が原則。警察庁によると「徐行」は「安定的に走行できる最も遅い速度の時速4〜5km(概ね大人の早足)」程度とされる。速度が増す立ちこぎは歩道ではもってのほか。
【6】右側通行
違反者は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金。
【7】傘さし運転
片手で持っての運転でも5万円以下の罰金。固定具の場合もたいがいは普通自転車のサイズ(幅60cm)制限オーバーで違法。
【8】片手運転
バランスを崩しやすく危険。ただし、手で合図する際の片手運転は禁止されていない。
【9】一時停止しない
一時停止の標識や標示のある場所では、自転車も必ず一時停止をしなければならない。左右の安全確認も大事だ。
取材・文/北武司
※女性セブン2023年5月11・18日号