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山川穂高の「強制わいせつ致傷」疑惑でテレビ局員から不安の声「WBCの映像はどうなるの?」

侍戦士たちの意外な一面も(写真は山川穂高/時事通信フォト)

侍戦士たちの意外な一面も(写真は山川穂高/時事通信フォト)

 511日、西武ライオンズの主砲で、WBC日本代表にも選ばれた山川穂高内野手(31)に、強制わいせつ致傷疑惑が報じられた。「文春オンライン」によると、山川は2022年に20代の女性と都内で食事をした後、ホテルで女性を無理やり押し倒し、膣内や下半身から出血する怪我を負わせたという。しかし、山川は取材に対してホテルに行って女性に怪我を負わせたことは認めたが、無理やり行為に及ぼうとしたことは真っ向から否定している。 

 事件の真相はまだわからないが、山川は既婚者で子供もいたためSNS上では〈何をしてんねん〉〈奥さんが可哀そう〉などといったコメントが溢れた。また、ファンのみならず普段からスポーツニュースなどを報じるテレビ局にも大きな衝撃を与えたようだ。民放キー局の報道局社員が言う。 

「昨日は夕方以降、スタッフの間ではこの話でもちきりでした。ちょうど山川選手が不調で、その代わりにベテランの中村剛也選手(39)が今季絶好調だという話題が出ていたところだったので驚きました。もしかしたら、この件があったことも最近の山川選手の不調の原因のひとつだったのかもしれませんね。ただ、まだ警察が捜査をしているというだけで詳細はわかりません。うちは少なくてもこれまでと変わらず取材もしていく予定です。番組内でわざわざこの件に触れるということもないでしょうね」 

高視聴率の「特番」が作れなくなる? 

 ただ、普段の西武ライオンズの試合の報道とは別に「非常に懸念していることがある」(報道局社員)という。それは、山川が参加した3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の映像についてだ。この局員が続ける。 

「もし、万が一今後、山川選手が逮捕されたり起訴されたりするような事態に発展してしまった場合、WBCの映像を流していくのが非常に難しくなってくる。山川選手は試合にはほとんど出場していませんが、ベンチの前のほうで積極的に声援を送っていたし、胴上げやメダルの授与、シャンパンファイトなど様々なシーンで映り込む可能性がありますからね。 

 WBCの反響は本当に大きくて、最近やった振り返り特番の視聴率も15%近い数字が取れた。いまのご時世、テレビ局にとってこんなビッグコンテンツはないので、“今年は四半期に1度くらいのペースで特番を組もう”なんて話も出ていたくらいです。秋頃にシーズンが終われば、スポーツ番組としてだけではなくて、バラエティ番組のゲストで代表選手が出場することも増えていくでしょうから、もしそうなった場合は対応が難しいですね」 

 ちょうどこの山川報道と同日となった5月11日、6月2日からは3週間限定で侍ジャパン完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が全国134劇場で公開されることが発表された。主題歌は山川が大ファンだと公言するあいみょんの『さよならの今日に』に決まったという。 

 まだ捜査中との報道があっただけだが、この事件の行く末にはファンのみならず多くの人が注目している。真相究明が待たれる。

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