その「真っ赤」なノースリーブのドレスは、彼女の“節目”を反映したのだろう。5月12日、香坂みゆき(60才)は、都内のステージに立ち、代表曲『ニュアンスしましょ』を皮切りに、計18曲を熱唱した。この日、行われたのは彼女の還暦記念ライブの追加公演だった。
「ライフワークとして、今後も音楽を続けていきたい。また次の機会も楽しみに待っていて」
終盤、観客にそう語った香坂。赤い衣装は還暦を意識したものだったが、60才を目前に彼女はもうひとつの“節目”をひっそりと迎えていた。
「夫の清水圭さん(61才)と少し前に離婚されたと聞いています。清水さんは家族4人で暮らしていた2億円近い豪邸を出て、現在は単身用の賃貸マンションでひとり暮らしをしているそうです」(香坂の知人)
結婚当初は、おしどり夫婦として知られていた香坂と清水。その離婚劇は人知れず、速やかに断行されていたーー。
香坂は3才のときにモデルとして芸能界入りし、1975年、『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(フジテレビ系)のマスコットガールとして一躍人気に。歌手や女優もこなし、マルチに活躍した。
一方の清水は、1986年に大学の後輩・和泉修(60才)と漫才コンビ「清水圭・和泉修(圭・修)」を結成した。
「地元関西で絶大な人気を誇り、一時は“西のとんねるず”とも称されましたが、ほどなく人気は下火に。しかし、清水さんは1993年に単身で東京に拠点を移し、『森田一義アワー 笑っていいとも!』『奇跡体験!アンビリバボー』(ともにフジテレビ系)など地上波の番組で返り咲いた」(芸能関係者)
2人が結婚したのは1994年。出会いはバラエティー番組のハワイロケだった。
「清水さんが香坂さんに一目惚れし、猛アタックしたそうです。当時の香坂さんは離婚したばかりでしたが、彼女は清水さんの誠実さに次第に惹かれ、再婚を決意した」(前出・芸能関係者)
1997年に長男、2002年には次男が誕生。都内の閑静な高級住宅地に自宅も購入した。
「レモンイエローの外壁が特徴的な2階建ての豪邸です。中古物件でしたが、内装リフォーム費用に3000万円ほどかけるなど、こだわりの詰まった家。清水さんの趣味なのか、アメリカのガレージ風の造りですね。共同名義で持ち分は清水さんが7割、香坂さんが3割でした」(前出・香坂の知人)