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「失礼なヤツ」と後ろ指をさされる飲食店での10の振る舞い

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気持ちよく乾杯したいもの

 人に好かれるためには失礼を避けたほうがいい。コラムニストの石原壮一郎氏が考察した。

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 新型コロナの感染症法上の位置付けが、5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。それがきっかけになったのか、繁華街の人出が明らかに増えています。まだまだコロナ以前と同じではないにせよ、飲食店にもにぎわいが戻ってきました。何年ぶりかで会社の飲み会や友人との会食をしたという人も多いでしょう。

 飲み会や会食に付きものなのが、失礼な発言や振る舞い。久しぶりすぎて「当然のマナー」をうっかり忘れているケースもありそうです。「失礼なヤツ」と後ろ指を指されないように、無意識のうちに同行者やお店の人に不快な思いをさせないように、「飲食店でやらかしがちな10の失礼」を挙げてみましょう。いくつ身に覚えがありますか?

【飲食店でやらかしがちな10の失礼】

(その1)「おい、生中」などぞんざいな言い方で注文したり、「ここ拭いて」など横柄な態度を取ったりする

(その2)友人や同僚の行きつけの店で、メニューや味や内装やスタッフの対応に不満を述べる

(その3)夜に居酒屋に来たのに飲み物を頼まない&喫茶店やカフェでケーキだけ頼む

(その4)聞かれてもいないのにお店の人にあれこれアドバイスする(とくに味付け)

(その5)店員にしつこく話しかける(若い女性店員に対しておじさんがやりがち)

(その6)大皿料理の具材を個々の取り分を考えず、食べたい分だけ自分の皿に取り分ける(エビチリのエビ、舟盛りの大トロなど)

(その7)自分の馴染みの店で、ことさら常連面したり同行者にはわからない話題で店主と盛り上がったりする

(その8)店や店員のちょっとした不手際に対して、不機嫌になったり文句を言ったりする

(その9)同行者の食べ方について、断定口調で「それはマナー違反」とダメ出しをする

(その10)同行者に食べ方のマナーをやんわり指摘されたときに、怒りだしたりムキになって反論したりする

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