WBC日本代表のメンバーとしても活躍した埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(31)が強制性交の疑いで5月23日朝に警視庁に書類送検されたことが判明した。当初、スキャンダルが報じられた際は「強制わいせつ致傷容疑」での事情聴取とされていたが、「強制性交容疑」での送検となった。有罪となった場合は「5年以上の有期懲役」と定められている。
山川選手の知人である20代女性・A子さんは、昨年11月に都内のホテルで彼から性的暴行を受けたとして被害届を提出。警察は双方に任意の事情聴取を行うなど、慎重に捜査が進められていた。
警視庁は“相当処分”の意見を付けて書類送検したという。社会部記者が語る。
「書類送検されたからといって必ず起訴されるわけではなく、検察に判断が委ねられますが、その際に警察官の意見も参考にします。警察として起訴を求める『厳重処分』に対し、『相当処分』は、“警察としては起訴・不起訴の判断は検察に委ねる”という意味合いが強いものとされています。
山川選手とA子さんの言い分で異なる部分があるため、厳重処分ではなく、相当処分の意見が付いたと見られます」
『文春オンライン』が、山川選手が警視庁の捜査を受けていることを報じた直後、5月12日に1軍選手登録が抹消された。球団は「総合的に判断してコンディション的に抹消」と説明していた。それでもまだ埼玉西武ライオンズに所属してはいるが、今後、検察が起訴と判断するとなれば解雇は避けられず、選手生命も絶望的だ。