男性とのデートで「割り勘」はアリかナシか──SNSを中心に、たびたび論争が起きているこの議題。女性の本音を探るべく、このたびNEWSポストセブンは女性への大規模アンケートを実施し、意識調査を行なった。そこで見えてきた意外な実態をリポートする。
最近、話題になったのは今年2月にセクシー女優・深田えいみが綴ったツイートだった。〈デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉 女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない〉と主張。賛否を呼んだこのツイートは削除され、深田は謝罪動画を投稿する騒ぎになったが、この議論に元AKB48メンバーの大島麻衣が参戦。自身のYouTubeチャンネルで「私、男の人が奢らない飲み会に行ったことがない」と断言して「割り勘ナシ」の持論を展開し、その後も著名人が続々参戦する事態になった。
今回、NEWSポストセブンはウェブスターマーケティング株式会社の運営するサイト「LoveMA」の協力のもと、10代~60代までの女性計598人にアンケートを実施。「男性とのデートで割り勘はアリですか、ナシですか」の問いに、「アリ」は88%、「ナシ」が12%という結果になった。著名人たちの主張とは逆に、割り勘OK派の女性が大多数ということに。以下、「アリ」と回答した女性たちの声を紹介する。
「割り勘の方が気が楽だし、奢ってもらうこと自体に罪悪感に似た申し訳なさを感じてしまう」(30代、自営業)
「奢ってもらうばっかりだと長く続かないから」(20代、会社員)
「好きな男性に『払ってもらうのが当たり前だと思ってる女』と思われる方が嫌です」(30代、主婦)
「メニュー選びに気を遣わなくて済むので」(30代、会社員)
「奢ってやった感を出されるくらいなら、割り勘のほうが良いです」(30代、主婦)
「奢られ続けると気が引ける。交互に支払うのならいい」(40代、会社員)
そのほか「対等な関係でいたい」「後腐れがない」「男性に貸しを作った感じが嫌」といった意見が目立った。一方で、「ナシ」と回答した女性の意見は辛辣だ。