新陳代謝が激しく、次から次へと新星が誕生する女性アナの世界。「歴代最高女性アナ」は誰か。本誌・週刊ポストが50歳以上の男性1000人を対象にした大規模調査を行なった。
トップ3が大接戦となるなか、「歴代最高アナ」の座を掴んだのが日本テレビの水卜麻美アナ。放送作家の山田美保子氏も水卜アナを絶賛する。
「朝に相応しい明るさ、朗らかさ、安定したアナウンス力、気遣い、日テレ愛……。こんな完璧なアナウンサーはいません」
2位は元フジテレビのアヤパンこと高島彩アナだ。「パンシリーズ」と呼ばれたフジの人気女性アナのなかでもダントツで票を獲得した。
「清潔感があり、爽やか。ニュースもバラエティも安定感のある進行ができる」(50歳・会社員)
『WBS』(テレビ東京系)でMCを務めた大江麻理子アナが3位に続く。女性アナに詳しいライターの島本拓氏が語る。
「経済の堅いニュースをかみ砕いて伝える高いMC能力と気品。財界の大物たちはみんな虜です」
トップ10も現役と往年の人気アナが入り乱れる激戦。6位には産休から復帰したてのNHKのエース・和久田麻由子アナがランクインした。
「上品な語り口。母になって視点も変わったように思う」(60歳・会社員)
元フジの田丸美寿々アナ(5位)や元テレビ朝日の小宮悦子アナ(6位)、元フジの八木亜希子アナ(8位)ら往年の人気アナのランク入りに頷くのは、テリー伊藤氏である。
「50歳以上の男性へのアンケートらしい結果ですね。小宮アナとは『ニュースステーション』(テレ朝系)で共演させてもらいましたが、ニュースを的確に読む力と品格を持ちあわせていた。実際に話すとチャーミングで頼りがいもある、完璧な女性でしたよ。
八木アナは女性アナブームの火付け役で、河野景子アナ(26位)、有賀さつきアナとともにフジの“花の3人娘”のひとり。ニュースからバラエティまで幅広く活躍されました」