昨年誕生した鳥居みゆき(42)とウーマンラッシュアワー・中川パラダイス(42)の新ユニット「鳥居パラダイス」。単発の企画と思いきや、今年も7月に単独ライブの開催が決定した。
中川は相方である村本大輔(42)がスタンダップコメディに挑戦するため渡米が決定したことで、現在はピンで活動中だが、鳥居とのコンビは「末永く続けていきたい」と怪気炎を上げる。異色なふたりがライブに向けて意気込みを語ってくれた。
――名前の通った芸人同士で、継続的にコンビ活動をするに至ったきっかけは?
中川「元々鳥居とは顔見知りではあったんですが、むしろ僕よりも村本とコミュニケーションを取っていて」
鳥居「AKB48の番組(ウーマンラッシュアワーMCの『AKBINGO!』(日本テレビ系、2019年放送終了)にゲストで出た時に思ったんですが、この人はカメラが止まるとすっごい暗いんですよ。全然話しかけてくれないから、休憩中にいきなり『お~い!』って声をかけたら『いや、いま台本読んでるんで』ってすごく冷たくあしらわれて。とにかく『なんなん~コイツ』って印象でした」
中川「いきなりすぎてコワかったのよ(笑)。それに、あの時は『やっぱり先に村本の方に話しかけるんやな』っていう切ない気持ちもあった」
鳥居「でも、ちょっとは仲良くなんないと番組が成立しないじゃん。私の中で中川くんは『ないな。NO BINGO』って感じで。だから、ウーマンラッシュアワーといえば村本くんという気持ちだった」
中川「それが去年8月に舞台で共演したときに鳥居と再会してね。周りは役者ばっかりだから、やっぱり同じ芸人同士で仲良くなるんですよ。演出家の文句とか言い合ったり……」
鳥居「それは中川くんだけが思ってた事です! 私は主演だったから、座長として振る舞ってましたよ」
中川「でも、一回泣きながら電話かけてきたやろ」
鳥居「ああ、それは共演者がうざ絡みしてきたから(笑)」
中川「その舞台の時にようやく打ち解けてね。ちょうどその時期はM-1の予選が始まったくらいで、僕は前の年に知人2組と出場して予選で敗退していて、その話を鳥居にしたら、『いいな。私も出たい』って言ってきて。素人と組んで即敗退なら笑い話で済むけど、相手が鳥居となれば本気でネタを作ってちゃんと練習もしてからM-1なりキングオブコントに出ようと。その流れで『だったら単独公演もやろう!』ということになりました」
鳥居「私は合コンでも飲み会でも、誘われた上でこっちから断りたいタイプなんです」
中川「でもちゃんとやってくれたじゃない(笑)。僕的には新たなブレーンを見つけられたし、とってもよかった」