スポーツ

《基本ノーバン》稲村亜美の球速が激減、2年間もマウンドから遠ざかる「始球式の女王」「神スイング」は今 

始球式に登板した稲村は基本ノーバン(時事通信フォト)

始球式に登板した稲村は基本ノーバン(時事通信フォト)

「カープさん、巨人さんの2球団本当にお願いします。12球団制覇を目指しているので……」──2021年末のイベントでこう懇願したタレントの稲村亜美(27)。

 2016年にトヨタ自動車のウェブCMでOL姿の美しい打撃フォームが「神スイング」として話題となった彼女。投げても、これまでNPBの公式戦14試合で始球式を務め、広島東洋カープ、読売巨人軍を除く10球団のマウンドに上がってきた。

「稲村さん独特の大きく振りかぶる投球フォームから、直球がキャッチャーミットに投げ込まれると、球場中がざわめいて盛大な拍手が送られます。当時、グラビアアイドルとして活躍していた彼女ですが、プロと同じ距離のマウンドからストライクが取れるほどコントロールも抜群で基本的にノーバン。最速で105キロの球を投げていました。

 2015年9月の東京ヤクルトvs横浜DeNA戦で初めて始球式に登板して以来、そのギャップが話題を呼び、“始球式の女王”として各球団から引っ張りだこでした」(スポーツ紙記者)

 2016年には5試合、2017年には8試合のプロ野球公式戦(NPB)の始球式を務めた稲村。2016年7月には、当時・日本ハムファイターズに所属していた大谷翔平を相手に登板している。

 東京都出身の稲村は兄の影響もあり、小学3年生で野球を始めた。男子児童に交じって少年野球チームでは投手と一塁手を守り、チーム唯一の女子選手ながらキャプテンを務めた。中学ではシニアチームに所属していたが、高校生の時にスカウトされて芸能界入りする。芸能プロ関係者が語る。

「始球式でその名前が全国に知れ渡り、グラビアアイドルとしての活動と並行して、プロ野球関連やスポーツ番組のレギュラー出演も急増しました。2017年には川崎競馬のイメージキャラクターを務めるなど、順調にキャリアを積んでいました」

関連記事

トピックス

『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
新年度も順調に仕事を増やし続けている森香澄
《各方面から引っ張りだこ》森香澄、“あざとかわいい”だけじゃない「実はすごいアナウンス力」、「SNSの使い方はピカイチ」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン