韓国ドラマ『愛の不時着』で共演し、その後実生活でも交際に発展、昨年3月に結婚を発表したふたりが「愛の巣」に選んだのは、ソウル近郊のベッドタウンのひとつにたたずむ超高級低層マンション。入居者は7世帯のみの超プレミアム物件だが、なかでも彼らの部屋は豪華絢爛で──。
まるで高級リゾートホテルのような大きなシャンデリアがかかった吹き抜けのエントランスを抜け、その豪邸に足を踏み入れると、床が一面大理石の広々としたリビングが見渡せる。全面ガラス張りの大きな窓からは漢江のゆったりとした山々の絶景が広がる。ウッディな木目調の壁が印象的な寝室には映像を映し出す巨大スクリーンがかかり、その奥には普通の家のリビングほどもありそうなウォークインクローゼットが隠されている。
圧巻なのは部屋だけではない。外のテラス階段を上がると、ふたりだけが独占できる屋上庭園に緑があふれる。アウトドア家具が備え付けられており、ゲストを100人は呼べそうなほどの広さだ。
5月29日、韓国のテレビ局tvNのバラエティー番組『フリーなドクター』で、ヒョンビン(40才)とソン・イェジン(41才)夫婦の自宅が公開された。
「韓国では著名人の家を公開する番組が定期的に放送されています。今回は新婚特集で、ふたりの自宅も取り上げられました。ヒョンビンはこの物件の購入代金48億ウォン(約5億円)を、全額現金で支払ったそうです」(韓国在住の芸能ジャーナリスト)
ヒョンビンとイェジンといえば、Netflixで配信され、世界的な大ヒットとなった人気ドラマ『愛の不時着』(2019年)の主人公とヒロイン。過去に幾度となく交際が噂され、2022年3月にとうとうゴールインした。同年11月には第1子となる男児が誕生し、イェジンが出産報告したインスタグラムには、赤ちゃんのかわいい足の写真が投稿され、話題を集めた。
「今年の4月にはファッションブランドのPRでヒョンビンが5年ぶりに来日しました。結婚して女性ファンが減っているかと思いきや、その人気ぶりはすさまじく、空港やイベントには1000人以上のファンが殺到しました。安全を考慮して、空港側が特別に別のルートを用意し、ファンと挨拶する時間をつくったほどです。
公にはなっていませんが、実はこの来日にはイェジンも付き添っていて、羽田空港では一緒にエルメスで買い物をする姿が目撃されましたよ」(前出・芸能ジャーナリスト)
そんなふたりは、韓国でも有数の“不動産王”として知られている。ヒョンビンは2013年、東京でいう青山〜表参道にあたるソウルの一等地清潭洞のマンションを48億ウォン(約5億円)で買い、建物を新築。現在相場では100億ウォン(約10億円)を超えているという。イェジンも2020年、日本でいえば東京・代官山にあたる新沙洞のビルを、160億ウォン(約16億円)で購入した。
「イェジンは2008年に30億ウォン(約3億円)で購入した、ソウルきっての高級住宅地・江南区三成洞のマンションを、今年4月に48億ウォン(約5億円)で売却しました。結果的に彼女は、この売却によって18億ウォン(約1億8000万円)の譲渡益を得たようです。夫婦の不動産資産は、現在370億ウォン(約37億円)にも達しているといいます」(韓国の不動産関係者)