芸能

不倫認めた広末涼子 心理士が注目したのは“謝罪文”に「夫」がなかった点

広末涼子は第14回ベストマザー賞2022を受賞していた(時事通信フォト)

広末涼子は第14回ベストマザー賞2022を受賞していた(時事通信フォト)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、無期限謹慎が発表された女優・広末涼子(42才)の不倫騒動について。

 * * *
「憧れるのをやめましょう」と言ったのは、侍ジャパンに選手として出場していたエンゼルスの大谷翔平選手だ。2023年WBCの決勝戦、試合前のロッカールームで選手たちが円陣を組んだ時、大谷選手はそう語り始めた。対戦相手は有名なメジャーリーガーたち。彼らへの憧れが強いとどうしても受け身になってしまう、というのが言葉の意味だったという。そして侍ジャパンは14年ぶりに優勝した。

 女優・広末涼子を初めて目の前にした時、人気フレンチレストラン「sio(シオ)」のオーナーシェフである鳥羽周作氏(45才)にも憧れがあったのだろう。NEWSポストセブンの『≪W不倫報道>広末広涼子、本人は反論の意向も事務所が”厳重注意”に至った理由「出会って3か月」の衝撃』(2023年6月8日公開)には、2021年に雑誌で対談した時のことを「広末涼子さんの映像作品も音楽も全部大好きです!」「正直やばかったです。最高でした」と振り返っていたとある。だが彼は憧れるのをやめたのだ。

 広末がマネジャーの公式インスタグラムで不倫を認め、謝罪した。不倫相手の鳥羽氏は、ドキュメンタリー映画『sio/100年続く、店のはじまり』まで作られているぐらい業界では有名人で、フレンチの革命児とまでいわれているらしい。

 W不倫が『週刊文春』で報じられるや、各メディアは一斉に「確証バイアス」を発揮し、確証に近づけそうな情報に注目し、その方向に向けてニュースを発信し続けた。確証バイアスは自分の考えや立てた予想に一致するような情報を重視し、そのようは情報ばかりを探してしまう傾向だ。広末は出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が公式サイトから削除され、出演する新作映画のクランクインも延期されていた。さらに夫のキャンドルアーティスト、キャンドル・ジュン氏は東日本大震災の復興支援活動の挨拶の場で、「しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」と語ったとされる。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン