17歳のとき、“ありのままの10代”を描き、主人公のマネをする女子が溢れる社会現象を巻き起こしたウェブドラマ『A-TEEN』でデビュー。韓国で数々の賞を総なめにした『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』、そして日本でも話題になった『梨泰院クラス』でヒロインのイソに片想いする長家(チャンガ)グループの次男チャン・グンスを演じたことで知名度が一気に急上昇。初主演作となった『人間レッスン』では、心の闇を抱える難しいキャラクターを見事に演じ切ったキム・ドンヒ。数々の話題作への出演で、日本でも大注目の彼が、日本では初となるファンミーティング『KIM DONG HEE Fan Meeting ʻTHE HAJIMEʼ』を開催。意外にも初来日という彼の、等身大の素顔に迫る。
──今回が、初来日だと伺いました! そして初ファンミーティングへの参加は、いかがでしたか?
「ファンミーティングは、最初はとにかく緊張しましたね。自分の心臓の音が聞こえるくらいだったので、落ち着くために何度も深呼吸を繰り返していました。でも皆さんの顔を見ていると、少しずつ緊張がほぐれていって、とても貴重な時間を過ごすことができました。皆さんとお会いするのが一番の目的でしたが、以前から来たかった日本にやっと来ることができたので、食べたいものや、行きたい場所がたくさんあります」
──来日してから、もうその願いは叶いましたか?
「まだまだ、これからです。昨晩は焼き鳥を食べたのですが、日本には美味しいものがまだまだたくさんありますよね。一番行きたかった場所は、コンビニエンスストアです。日本のコンビニの商品は、どれもすごく美味しいと聞いています。例えば韓国でもおにぎりはあるのですが、日本のコンビニのおにぎりの美味しさにはびっくりするよと、友達が言っていました。それから、カメラを持ってきているので、ぜひ撮影しながら散歩がしたいです。残念ながら到着してから雨が続いているので、まだ実現できていませんが。そしていつか冬の札幌にも行って、風景を撮影してみたいですね」
──来日してから、買ったものはありますか?
「いいえ、見ているだけでまだ何も買ってはいないんです。ドン・キホーテにも行きましたが、初日は購買意欲を抑えて、後で吟味してから買うつもりです」