アイスショー『BEYOND TOUR』(7月17日まで)で全国のアイスリンクをめぐる浅田真央(32才)が、多忙の合間の5月下旬、東京文化会館(上野)でのバレエ公演の観劇に訪れていた。ステージ上でいちばんの視線を集めていたのは、「バレエ界の貴公子」と呼ばれる米国人イケメンバレエダンサーだった。
かつて「国民的ヒロイン」として日本中の熱い応援を受け、氷上で見事なパフォーマンスを見せた浅田。2005年に15才でGPファイナルを制してから2017年4月に現役を引退するまで10年以上、日本の女子フィギュアスケートブームをけん引する存在だった。
「バンクーバー五輪での銀メダル獲得や代名詞とまで言われたトリプルアクセルの実績だけではなく、浮かれることなく日々の練習にひたむきに向き合う姿勢や、いつでもどこでも明るい笑顔な神対応、その優等生ぶりが老若男女に支持された最大の理由でした」(スポーツ誌記者)
現役時代は周囲が真似できないほどのストイックさを貫いた浅田だけに、6年前の引退の際は、「いつ恋人が現れるのか」「誰と結婚をするのか」と女性としての行く末にも注目が集まった。
「ちょっと前に、最後もう1回がんばってみたんですけど、やっぱり無理だったので。結婚はちょっと無理かなって、正直いま思っています」
浅田がそう明かしたのは、5月26日放送の『A-Studio+』(TBS系)。突然の「結婚は無理」宣言には、司会の笑福亭鶴瓶(71才)も思わず、「最後がんばるって、男の話かいな?」と聞き返してしまうほどだった。
だがその陰で、浅田には“意中の存在”がいたようだ。