「ソロキャンプの健全な普及」を目指す任意団体・日本単独野営協会の小山仁・代表理事が6月11日、公式Twitterで〈女性ソロキャンパーへ話しかけに行く男性について日本単独野営協会が思うこと〉と題した長文のツイートを投稿し、「男性は女性にとって、ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなもの」という発言が波紋を呼んだ。本誌・週刊ポストは、小山氏に話を聞いた。
そもそもこの問題は、6月7日に女性ソロキャンパーがTwitterに投稿したキャンプ場での悪質なナンパ動画に端を発している。投稿によると、深夜、女性はトイレに向かっている途中で見知らぬ男性から「LINE交換しようよ」と執拗に声をかけられたという。恐怖を覚えた女性は、警察に通報したものの、警察からは男性への注意のみ。その日は一睡もできなかったという。
この問題が話題になったあと、小山氏は下記の内容を投稿した。
〈「女性ソロキャンパーに男性が執拗に話しかけたりする迷惑行為は良くないことだ。」という話をしていると、「いやいや、女だってどうだこうだ」と、すぐに「男性vs女性」の構図を作って対抗しようとする男性が出てきます。ただ、どう見ても私はそういう話をしていないんです。
私は「人として持っていなくてはならない基本的な気遣いの話」をしているだけで、普通の人ならそれくらい誰でも分かると思うんです。
そういうのがわからない人がいることに、問題の根本原因があると思っています〉
驚くべきは、淡々と綴られていくそのツイートのなかに、このような文言があったことだ。