放送直後から、SNSには田中みな実(36才)を称賛する声が多く投稿された。6月22日にドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。セックスレスが原因ですれ違う2組の夫婦を丁寧に描いてきた今作は、初回放送から見逃し配信の再生回数が、フジテレビ歴代2位を記録。最終回では、田中が視聴者の心の声を代弁するかのような鋭いせりふを連発し、多くの共感を集めた。
「彼女の演技は“元女子アナ”ということを忘れる域に達しています。当初から、この作品にかける思いは強く、撮影期間中は普段なら引き受ける仕事の多くを断っていたと聞きました。7月クールは杉野遥亮さん主演の『ばらかもん』(フジテレビ系)で、初の母親役に挑み、さらに来年の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)にも出演するそうで、勢いは止まりません」(テレビ局関係者)
これだけドラマに引っ張りだこだと、ファンの前に“生の姿”を見せる機会がかなり限られそうだが、今年の年末にうれしい例外があるという。
「12月3日、プロースト交響楽団というアマチュアオーケストラの定期演奏会で田中さんが“語り”を務めるのです。曲の背景などを解説するようなのですが、プロではないオーケストラのために彼女ほどの人気者が登場するということで、驚きの声が広がっています」(芸能関係者)
超がつくほど多忙な田中がこの仕事を引き受けたのには、ある理由があった。
「実は田中さんのお姉さんが、フルート奏者としてそのオーケストラに在籍していて、今回が初共演となるのです」(音楽関係者)
プロースト交響楽団は、首都圏の大学オーケストラ出身者などで構成されており、年2回、定期演奏会を開催しているという。
「演奏レベルは高く、アマチュアとは思えない音を誇っていて、演奏会に熱心に通うファンも多くいる。団員数は150名弱で、今年は結成から20年という節目の年を迎えます。田中さんのお姉さんは、この楽団に15年近く在籍していて、お姉さんから語りという大役を頼まれた彼女は二つ返事でOKしたようです」(田中の知人)
田中は姉と弟がいる3人きょうだい。なかでも姉については、田中がインタビューなどでたびたび触れてきた。
「田中さんにそっくりで、とてもきれいなかたですが、特筆すべきは、美貌だけでなくさまざまな才能に恵まれたかただということです。
ピアノやバイオリンを習えば、先生から神童と呼ばれ、成績も優秀でなんと東大出身なんです。あまりにハイスペックなお姉さんを持った田中さんは、小さな頃から“姉には一生勝てない”と感じ、なんとか勝てるジャンルを探して、器械体操に力を入れたそうです。ちなみに田中家は全員がエリート。お父さんは一部上場企業の副社長まで務めた人で、弟は不動産業界で活躍しています。驚愕のDNAですよね」(田中家の知人)