外国人観光客による日本文化の人気が高まるとともに、進化系屋形船にも注目が集まっています。3年半ぶりに旅を楽しみたい、そんな気分の今年の夏は、手軽に非日常を味わえる進化系屋形船を体験してみて! グルメが充実した全国の屋形船を紹介します。
●日田温泉 KIZAN倶楽部(大分)
和船と洋船の2種類があり、洋船では手ぶらでBBQが楽しめる。最大30名を収容できる広々とした和船は、提灯と外の景色が相まって特別感漂う雰囲気に。夕暮れ時は、空の色が水面に反射し、息をのむ美しさ
三隈川のせせらぎと、美しい景色の中で味わう食事は風情たっぷり。出船時には夏の風物詩・鵜飼いパフォーマンスの鑑賞も可能。日田の温泉とともに、大正ロマンを感じさせるホテルで宿泊を楽しめるプランも
ランチクルーズやBBQなどメニューも豊富
江戸時代から続く「水郷日田」の屋形船文化は、名物の鵜飼いとともに優雅な川遊びとして親しまれてきた。現在も毎年5月以降の三隈川には屋形船が並び、非日常的な空間でBBQなどの食事が楽しめる。
日田温泉 KIZAN倶楽部
乗り場:日田温泉 ホテル&レストランKIZAN倶楽部前(日田市)
乗り合い:1万円〜(食事込)
人数:2名〜
●HANAIKADA(広島)
船の形は、瀬戸内海で牡蠣の養殖に使われる『牡蠣筏』に着想を得て一から設計を考え、特許まで取得したもの。「筏型の船は日本初の試みだったので、完成までに5年もかかりました(船長・藤里昌彦さん)
64平米の広々としたガラス張りの船内は、テーブルやアームチェアが置かれたおしゃれな空間。それらを除いてゆったりとくつろぐこともできる。キッチン併設で、フレキシブルな利用も可能
ランチクルーズのコースメニュー。瀬戸内海の新鮮な海の幸をはじめ大満足の内容
平日は宮島西海岸、土日祝は宮島沖を遊覧する。昼は海が青く煌めき、夜はロマンチックな表情に変化
世界遺産である厳島神社を海から眺める…そんな幻想的な景色を観光客にも知ってほしいと2020年に営業を開始。カジュアルなランチクルーズから、出張シェフ企画、本格コースのディナークルーズまでをたっぷり堪能できる。
集合場所:広電宮島口『etto』東側(廿日市市)
乗り合い:7700円〜(食事込)
人数:2名〜