「アッコさんの実家は柔道の道場。礼節を叩き込まれて育ったぶん、恋愛観も古風なところがあります。過去には『できちゃった婚は許さない。(芸能人としては)プロ意識が足りない』と持論を展開したこともあります。
そんな彼女にとって、天真爛漫な行動をする広末さんは芸能界の先輩として、同じ女性として、やや理解し難い存在なのかもしれません。今から20年ほど前、広末さんのタクシー無賃乗車などが“奇行”と報じられていた頃、アッコさんはラジオ番組で、『あの子、おかしいよ』『紅白で1回会ったんだけど、最後に歌う『蛍の光』を知らなかったんだよね〜。あの子だけをなんであんなに持ち上げていたのかね?』とも指摘しています」
不倫報道のなか、一部のメディアでは、「和田が過去に“肉を食べると豹変するから肉を食べるな”と広末に忠告した」というエピソードも報じられている。しかし、このベテラン芸能記者によると、事実は少々異なるらしい。
「和田さんが忠告したという話は聞いたことがありません。ただ、広末さんが早稲田大学に入学する前後に“肉食禁止令が出た”という噂が一時期かなり広がっていたのは本当です。これ、実はあるワイドショーで広末さんの男性関係が話題になった際、女優の岩崎ひろみさんが『これは業界の噂ですけど、(広末は)お肉を食べるとそういう気持ちになるから、マネージャーが肉を食べさせないようにしているらしい』と語ったことが発端となっているのです」
なお、1999年7月13日発売号の『女性自身』では、この「肉食禁止令」の真相を広末本人に直撃。広末は質問に答えず、所属事務所が「そんな事実はない」と完全否定していた。
「昔の話が間違った形で蒸し返されたり、鳥羽氏が『東スポ』上で名指し批判したりと、今起きている出来事はアッコさんにとって筋違いな出来事ばかり。いらだつのも当然といえば当然。今回の件も当日の朝に公開された鳥羽氏の記事をスルーすることだってできたはずです。納得いかないことに物言う姿勢が、いまも芸能界でアッコさんが“ご意見番”として活躍し続けている理由なのでしょう」(前出・ベテラン芸能記者)
こればかりは“おまかせ”というわけには行かなさそうだ。