外国人観光客による日本文化の人気が高まるとともに、進化系屋形船にも注目が集まっています。船の魅力の1つが、船上から眺める橋の美しさ。橋めぐりが楽しめる屋形船を紹介します。
●夢観月(東京)
隅田川にかかる、ライトアップされた橋やスカイツリーを巡るクルーズ。「コロナ禍のさなかに思い切って屋根を取り払い、オープントップにしました。靴を脱いで椅子の上に立ち、風を感じつつ景色を眺めることができるのもこの船ならではです」(船長の田中秀一さん)
乗り場:朝潮小型船乗り場(中央区・勝どき桟橋)ほか
乗り合い:3800円(70分コースの場合)
人数:1名~
●屋形船 濱進(神奈川)
国内最大級112人乗りの大型屋形船は揺れが少なく、船に弱い人でも安心。展望デッキに出れば360°のパノラマビューが広がり、東京と横浜ベイエリアの景色を楽しめる。中でも工場夜景はマニアにはたまらない幻想的な景色。迫力ある写真スポットに案内してくれる。
乗り場:みなとみらいぷかり桟橋(横浜市)ほか
乗り合い:8250円~(食事込み)
人数:2名~(乗り合い)
●屋形船 四万十の碧(高知)
高知県中西部を流れる日本三大清流のひとつ、四万十川。その全長は196kmと四国一。遊覧航路は地形に沿ってS字を描くように蛇行するため、民家や道路がほとんど見えない。そのぶん、大自然のパノラマをたっぷり享受できる。
乗り場:三里乗船場(四万十市)
乗り合い:2000円~(乗船のみの場合)
人数:1名~