しばらく開催中止や規模縮小が続いていた全国の花火大会。しかし、今年は通常通りに行われるものが多数! 迫力満点の写真とともに、最新情報をお届けします。
●隅田川花火大会(東京都・7月29日開催)
江戸時代、大飢饉の犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を願い行われた「両国川開き花火」が起源の由緒ある大会。東京スカイツリーを背景に、2万発を超える迫力満点の花火が打ち上がる。また、両国花火ゆかりの業者や国内の花火大会で優秀な成績をおさめた業者10社による「花火コンクール」も実施。
●長岡まつり大花火大会(新潟県・8月2〜3日開催)
昭和21年、長岡空襲からの復興を祈念して開催された「長岡復興祭」が前身の花火大会。復興祈願花火「フェニックス」は打ち上げ幅約2kmに及ぶ花火が上がる圧巻のスケール! そのほか、直径約650mにも及ぶ正三尺玉3連発や、音楽に合わせて打ち上がるミュージック花火などプログラム多数。
●2023びわ湖大花火大会(滋賀県・8月8日開催)
日本最大の湖・琵琶湖の夏の風物詩も、今年は4年ぶりに開催。約1万発の花火が次々と打ち上げられ湖面に映る幻想的な光景は、ここでしか見ることができない。今年はアメリカ・ミシガン州との姉妹提携55周年や、中国湖南省との友好提携40周年を記念する演出を用意。
●第35回 なにわ淀川花火大会(大阪府・8月5日開催)
平成元年に市民ボランティアによる手作りの花火大会としてスタートし、いまや大阪最大級の規模と人気を誇るように。人気のJ-POPからクラシックまでさまざまな楽曲にシンクロしながら、尺玉の一斉打ちなどボリューム満点の花火が踊るように打ち上がる。