プロ野球で連日繰り広げられる熱戦を、今年も球団マスコットガールたちが盛り上げている。昨年の日本ハムファイターズ「きつねダンス」につづき、今年はソフトバンクホークス「よかよかダンス」が大人気だ。
観客と一緒に球場を熱くするミューズたち、プロ野球史上初のマスコットガール創設は阪神タイガースだった。1978年にファンサービスの一環で結成。タンクトップにショートパンツ姿で当時の虎党たちを魅了した。
ところが、その年のタイガースは球団初の最下位に終わった。ファンの怒りは激しく、後藤次男監督の辞任とともに、メンバーたちも結成わずか1年で姿を消した。同年冬に結成されたロッテのチームも、まもなく消滅。その後、1993年ごろから読売ジャイアンツなど5球団が相次いで創設し、2014年にタイガースが36年ぶりに復活させたことによって、広島を除く11球団で結成され、今日では欠かせない存在となった。
スタジアムを盛り上げる各球団のパフォーマンスチームを、メンバーからの一言とともに紹介しよう。
●福岡ソフトバンクホークス ホークスオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム ハニーズ
人気の「よかよかダンス」をパフォーマンスする「ハニーズ」のメンバーは、毎年行なわれる厳しい審査をクリアしてきたプロのダンサーたちだ。昼過ぎから入念にウォームアップし、振り付けを確認した後、試合2時間前には球場入り口でファンを出迎える。試合開始15分前にはオープニングダンスで球場を沸かせ、試合中も攻守交代の合間にダンスでファンを盛り上げる。試合後のお見送りの時も、決して笑顔を絶やさない。
SHOKO(ハニーズキャプテン)「ハニーズはファンとの距離が近く親しみやすいのが魅力です。私たちと一緒にホークスを応援しましょう!」