芸能人の交際や破局は、ブランドイメージを気にする企業のCM起用にも大きく影響すると言われる。熱愛が明らかになった広瀬すず(25歳)と山崎賢人(28歳)の場合はどうか。新たな動きについてコラムニストで放送作家の山田美保子さんが解説する。
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6月19日の誕生日で25歳になった広瀬すずが7月10日、『サントリー』「ザ・プレミアムモルツ」の新メッセンジャーに起用された。
同社では3日~9日にかけてTwitter上で「#すずのビールは何ビール?」と題したキャンペーンを展開。?マークが描かれたビール缶を手にした広瀬が登場し、正解者の中から抽選で10名に彼女の直筆サイン入りグラスをプレゼントするという内容だった。
10日から放映されているテレビCMは、ドレス姿、浴衣姿、サングラス姿の広瀬がグラフィックアニメーションで表現され、最後に本人が登場し、週末に飲む「ザ・プレミアムモルツ」の美味しさをアピールしている。
「お酒は20歳になってから」の注意表示は有名だが、2016年7月、酒類の業界団体「酒類業中央団体連絡協議会」の9団体がCMで「ごくごく」「ぐびぐび」などの効果音や、喉元アップの描写の使用を禁止。同時にCMキャラクターに「25歳未満を使用しない」「25歳未満にみえる表現はしない」とのルールが追加されたことをご存じの方も多いだろう。
晴れて25歳になった広瀬すずは大手を振って酒類のテレビCMに出演することができたのである。
恐らく来年2月3日以降には、“酒豪”で知られる橋本環奈に、どこかしらの酒造メーカーから出演オファーがあるに違いない。