人気YouTuberのヒカル(32)が、7月16日に公開した動画で、ゲストとして参加した宮迫博之のスタッフが早稲田大学卒であると聞いて、「いっぱい人が入ってるからすごくない」や「早稲田とか東大とか高学歴のやつ、そんな何万人も入ってるところに行って、すごいってアホか」と言い放ち、賛否両論を巻き起こしている。
ヒカルは昨年7月に公開した動画でも、大学をめぐる発言が波紋を広げた。「大学の授業料はバカ高い。情報商材は10万円でも『高い、詐欺だ』って言われるのに。そこはある種、洗脳というか」「絶対的な就職の保証があるんやったらいいけど、大学出たのに就職先ないやついるじゃないですか。詐欺やんって思ってもおかしくないのに」と語っていた。
こういったヒカルの発言に、ネット上で〈教育を軽視している〉との批判が相次いでおり、なかには〈合格してから言え〉などと揶揄する声もある。
ヒカル自身はどういった学生時代を過ごしてきたのか。ヒカルを知る広告代理店関係者が語る。
「高校時代は、金髪でヤンキー系の生徒だったようです。本人も『頭の良くない学校で、進路があまりなかった』と語っています。教師から『工場で働くか、ニートになるか選べ』と迫られて、しぶしぶ地元の工場に就職。しかし半年もせずに退職し、しばらく無職で過ごしました」
かつては「努力する人をバカにしていた」というヒカルだが、くすぶり続ける中で、“このままではいけない”と一念発起。営業マンや情報商材ビジネスなどを経て、2013年にゲーム実況チャンネルを開設し、YouTuberデビュー。そして現在の成功に至る。
「ヒカルは、実家もあまり裕福でなかったことを公言しています。しかし、いまや日本を代表するYouTuber。2019年に始めたアパレルブランド『ReZARD』も好調で、実業家としても評価されています。2021年に出演した動画で、全体の年商は『50億円くらい』と明かしていました。
ヒカルは、オンリーワンのYouTuberになるべく、あの特徴的なヘアカラーや動画の企画など、徹底的にセルフブランディングを行ったといいます。そんな彼からすると、高学歴というのは、それ単体だと“大勢いる肩書”と感じてしまうのかもしれません」(前出・広告代理店関係者)