2016年に不倫騒動を起こして以来、長らく第一線を退いていたベッキー(39才)が、ここにきて復活の狼煙をあげている。最近だけでも、『上田と女が吠える夜』『ワイドナショー』『ぽかぽか』『あちこちオードリー』など、トーク力が試される地上波バラエティ番組に立て続けに出演。歯に衣着せぬ発言で、世間をざわつかせているのだ。あるテレビ局関係者が語る。
「例のスキャンダル後、単発でバラエティ番組に出たことはあったものの、ここまで立て続きに出るのは初めて。さすがはかつてのバラエティ女王だけあって、出る番組でしっかり爪痕を残しています。ある番組では、『(エゴサをすると)悪い意見を見慣れちゃっていて、いい意見があると暗闇の中の一番星のように光って見える』などと発言。ネット民にも刺さるようなパンチラインを生むのが非常にうまい。
今後も定期的にオファーが来ることは間違いないでしょうし、『みんなのベッキーだよ』と笑顔を振りまいていたあの頃とは違う、“炎上社会”に対応し、進化したベッキーが今後の地上波バラエティを席巻するかもしれません」
2016年初頭に起きた不倫騒動で11本のレギュラー番組と10社とのCM契約を失い、莫大な違約金が発生したとも言われている。あれから7年、ついに禊は終了したということなのだろうか。
「違約金の賠償だけでなく、テレビ局にはスポンサーとの継続的な関係もあるので、不祥事の内容や規模にもよりますが、民放キー局であれば2~3年は出入り禁止というケースも。そのコントロールは主に編成部がやっていることが多い。その後、ベッキーさんは結婚や出産があったので仕事をセーブされていたと思うのですが、長らく干された状態であったのは確かです。
いま、集中的に出演が増えている理由としては、テレビ局側の出禁状態が解除され、当時から編成部のお偉方が一新されたことも一因かもしれませんね。今のところいい方向にバズっている印象なので、ベッキーがチャンスを掴んだ、ということなのでしょう」(前出のテレビ局関係者)