えっ、誰? まるで別人! 記念すべき水着姿の初披露が、まさかこんな展開とは、日本中の誰一人として想像がつかなかっただろう。
週末のスポーツニュースを最も賑わせたのは、大谷翔平でも女子サッカーW杯のなでしこジャパンでもなく、冬のスポーツ、2022年北京五輪カーリング女子銀メダリストの藤澤五月(32才)だった。
7月22日の夕方、突如ネットニュースで流れてきたのは、茨城・水戸市で開催されたフィットネス団体「FWJ」主催の『ボディメメイクコンテストMOLA CUP』に、シークレットゲストで出場した藤澤の写真。小麦色に日焼けした肌にエメラルドグリーンのTバックビキニ、そして、何よりも筋骨隆々のムキムキ&バキバキボディーだ。
北京五輪の氷上で、柔和な笑顔で戦っていた藤澤は色白で、“もぐもぐタイム”でお菓子をほおばる丸いほっぺが印象的だった。それが、この日は顔まで体脂肪を全て削り落とされていて、見た目は全くの別人。主催団体のインタビュアーに「我々も驚きを隠せないですが、あの藤沢五月さんですね?」と尋ねられると、「あの、です」と、満面の笑みで答えた。
「もともと職業柄でも鍛えることが好きで、ボディーメイク系のYouTubeを見ているうちに、いつか私も出てみたいと思うようになりました」
カーリングのシーズンオフに入ってから、わずか3か月弱で極限まで体を鍛え上げたと経緯を明かした。
「普段はなかなかヒールを履くことがないのでステージでコケるかも。でも、楽しみます」
そう意気込み、ステージ上でたくましいマッスルポーズ。見事にビキニクラスの二部門で2位と3位に入選。銅色と銀色の盾を両手に抱えて喜んだ。