芸能

『27時間テレビ』100キロマラソン「登録者激減のコムドット」が井上咲楽に見せつけられたタレントとYouTuberの“覚悟の違い”

結果は明暗分かれた(写真はコムドット、井上咲楽のInstagramより)

結果は明暗分かれた(写真はコムドット、井上咲楽のInstagramより)

 7月22~23日に放送されたフジテレビ系『FNS27時間テレビ』。今年も注目を集めた同番組のなかでもSNS上で盛り上がりを見せたのが、日本テレビの『24時間テレビ』を彷彿とさせる「100キロサバイバルマラソン」。「100キロを必要以上に休憩時間を取らずに走った場合、一体いつゴールできるのか?」を検証する超苛酷な企画。参加者18人のなか完走したのは6人だけで、見事優勝を果たし「賞金1000万円」を手にしたのはタレントのハリー杉山(38)だった。だが、この企画で最も株を上げたのは、参加した女性ランナーとして唯一100キロを走り切った井上咲楽(23)だろう。テレビ局関係者が語る。

152㎝という小柄な体格の彼女だけに、最後まで走りきれると思わない視聴者が多かったのではないでしょうか。ですが、実は井上さんは学生時代からスポーツに励んでいて、中学時代はバレーボールをしていたそうです。マラソンについては今回いきなり参加したわけではなく、これまでも取り組んでいた。2019年の東京マラソンでは4時間を切るタイムで完走しておりアマチュアランナーとしてはかなりの実力者ですからね。とはいえ30℃を越える酷暑のなか、あれだけの距離を走り抜いたタレント根性は素晴らしかった」 

事前に青学・原晋監督が指導したのに…… 

 視聴者へのインパクトも大きかったようで、SNS上では〈一生懸命走ってる姿に感動したわぁ〉〈本当に本当にお疲れ様でした〉など称賛する書き込みが相次いだ。そんななか、逆にSNSで〈ガッカリした〉〈年齢に甘えてシンプルに準備足らんだけじゃね?って思っちゃった〉など厳しい意見が相次いだのが、若者に絶大な人気を誇るYouTuber「コムドット」のリーダー・やまと(25)と人気メンバーのゆうた(24)だ。 

「フジテレビ系の冠番組『コムドットって何?』ではこのマラソンに向けて、青山学院大駅伝部の原晋監督が彼らに走り方のコツを指導する企画も放送されていました。ですが、実際に始まってみるとスタートから6時間30分、約40キロを走ったところでゆうたがドクターストップ。やまとも約43キロ付近でリタイアとなりました。 

 フジで YouTuberとしては異例の冠番組を持っていることから18人に選ばれましたが、結果的には YouTubeを見ない視聴者には『途中リタイアした若者』というイメージしか残せなかった。井上さんとは正反対の結果ですね。彼らにとっても今は正念場。チャンネル登録者数が減少傾向で『400万人割れ』が大々的に報じられていただけに、ここでスター性を見せたかったというのが本音ではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 

 普段は YouTubeの世界で“地元ノリ”を動画にして人気を集めているコムドットだが、入れ替わりの激しいテレビの世界でタレントとして食らいついてきた井上の“タレント根性”には及ばなかったようだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
【独自】「弟がやったことだと思えない…」中居正広氏“最愛の実兄”が独白30分 中居氏が語っていた「僕はもう一回、2人の兄と両親の家族5人で住んでみたい」
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新田恵利(左)と渡辺美奈代があの頃の思い出を振り返る
新田恵利×渡辺美奈代「おニャン子クラブ40周年」記念対談 新田「文化祭と体育祭を混ぜたような感覚でひたすら楽しかった」、渡辺「ツアーも修学旅行みたいなノリ」
週刊ポスト
放送時間を拡大しているフジテレビの『めざましテレビ』(番組公式HPより)
日テレ『ZIP!』とフジ『めざまし』、朝の“8時またぎ”をめぐるバトルがスタート!早くも見えた戦略の違い
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
公的年金は「社会的扶養」「国民の共同連帯」「所得再分配機能」(写真提供/イメージマート)
《まるで借りパク》政府の基礎年金(国民年金)の底上げ案 財源として厚生年金を流用するのは「目的外使用」ではないのか、受給額が年間8万円以上減額も
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン