勤務する中学校で女子生徒のスカートの中を盗撮したとして愛知県弥富市の中学校教師・社本功容疑者(63)が7月13日、県迷惑防止条例違反で再逮捕された。
「社本容疑者は6月に手洗い場で給食の片付けをしていた女子生徒のスカートの下に靴につけた小型カメラを差し入れた疑いで逮捕・送検されています。今回は別の女子生徒に対して同様の手口で盗撮した容疑で再逮捕されました。社本容疑者の自宅や学校のロッカーからはボールペンやメガネの形をした小型カメラが見つかり、記録媒体からは5000件を超える盗撮動画や多数の写真が残されていた。スカートの中を盗撮したものだけでなく、設置した隠しカメラによる女子生徒の体育や水泳の着替えの動画もあった。また、同校では卒業生が後輩・新入生に譲るために保管していたセーラー服などが盗まれていて、これにも社本容疑者が関わっていたとみて捜査が進んでいる。
社本容疑者の生徒への盗撮は赴任していた中学校だけでなく、過去に勤務していた小学校でも行なわれていて、長期間にわたる常習的な犯行だったとみられています」(全国紙社会部記者)
社本容疑者の自宅は名鉄津島線の木田駅から500メートルほどの場所にある。家の敷地内には自宅だけでなく、アパートが2棟、さらには広い駐車場もあった。社本容疑者は地元では優秀な子供として知られていたという。
「うちの息子と中学まで同級生だったので、よく知っていました。近所では頭が良い子として有名で、それは礼儀正しい子だった。先生になったと聞いたときは、頭が良かったものねぇと話題になった。今回の事件を聞いてそれはショックを受けました。
近隣トラブルらしき話も聞いたことがありません。社本家の敷地は広いのですが、お父さんが年老いて管理ができておらず、木や草がうっそうと 生えていて。近くを車で通るたびに車体に傷がついてしまっていたんです。虫もたくさん出るしね。近隣住民が言いづらいので町内会長が(社本容疑者に)言ったら、それを機に彼が率先して草を刈って、木も切って。アパートまで建てた。近隣では株を上げたばかりだったんです」(近隣住民)