半ば強行的に皇籍離脱をし、眞子さんが秋篠宮家を出てからはや3年が経とうとしている。秋篠宮さまは眞子さんの結婚を「皇室としては類例を見ない」と表現し、結婚に際しては秋篠宮ご一家にも逆風が吹いたが、その辛苦はいまだ続いている。
「姉の自由で開放的な新婚生活の話に触れるたびに、妹の佳子さまの心は秋篠宮ご夫妻から離れていくようです。6月末に宮内庁は、佳子さまが、昨年改修工事を終えた『秋篠宮邸』ではなく、御代がわりに伴う秋篠宮邸の改修工事中の仮住まいである『御仮寓所』でひとり暮らしをされ、秋篠宮ご夫妻との同居を避けられたことを明らかにしました」(宮内庁関係者)
本誌『女性セブン』は2023年1月16日発売号で「別居」をスクープ。その際、宮内庁は「私的な都合」を理由に説明を拒んだが、半年後にようやく別居を認めたことになる。
「このほど、秋篠宮家の最側近が『ご一家と職員らが一緒にひまわりを育てている』という近況を明かしたのですが、ご一家の仲のよさをあえて主張することで、親子断絶の火消しに走っている印象はぬぐえません」(前出・宮内庁関係者)
娘たちとの断絶は、ご夫妻の公務にも影響したという。9月、外交関係樹立50年のベトナムを公式訪問される方向で調整が進む秋篠宮ご夫妻だが、実は、訪問先をめぐって水面下でひと悶着あったそうだ。
「当初は訪問先として、外交樹立135年を迎えるメキシコが候補に挙がっていました。6月に天皇皇后両陛下がインドネシアを公式訪問されたということもあり、秋篠宮ご夫妻は同じ東南アジアのベトナムではなく、中米に行かれるのがいいという声があったのです。ところが、ご夫妻の強いご意向があって、メキシコ訪問は立ち消えに。背景には、娘たちとの冷え切った関係があるといいます」(別の宮内庁関係者)
秋篠宮家には、メキシコとベトナムのほかにも、南米のペルーからご訪問の招聘があったという。
「佳子さまのご希望もあり、8月にペルーを訪問される予定で調整が進んでいます。現在、日本からペルーの直行便はなく、アメリカでのトランジット(乗り換え)が一般的です。そうしたことから、“眞子さんと佳子さまがアメリカで再会を果たすのではないか”とみられているのです。
もし秋篠宮ご夫妻が中米のメキシコに行かれることになっていたら、それこそ“ご夫妻は眞子さんや小室さんに会いに行かれるおつもりだろう”と指摘されるのは目に見えています」(前出・別の宮内庁関係者)
皇室としては異例の結婚を押し切った眞子さんと小室圭さんが、ニューヨークでオープンな生活をしていることに、「秋篠宮ご夫妻はナーバスになっておられる」(前出・別の宮内庁関係者)という。
「秋篠宮ご夫妻にとっては、小室さん夫婦と再会されると誤解されては、再び火に油を注ぐことになる。それだけは避けたいというお気持ちで、メキシコではなく、ベトナムをご訪問する方向にお気持ちが傾かれたのではないでしょうか」(前出・別の宮内庁関係者)
ご夫妻は長らく眞子さんと直接やり取りしない状態が続いているといい、唯一、眞子さんと連絡をとられているのは佳子さまだという。その佳子さまとも距離が離れつつあるいま、ご夫妻が眞子さんの近況を把握されることは容易ではないだろう。
「これまで眞子さんの思いを尊重されてきた秋篠宮さまですが、小室さんに首ったけな娘の姿を報道などで知られ、呆れ返っているようです。もはや、ふたりに対するお怒りすら感じられないとか。もちろん、眞子さんの方からお願いがあれば彼女を受け入れることもあるでしょうが、秋篠宮さまから関係の改善を申し出るようなことはないでしょう。秋篠宮さまは小室さん夫婦に、“絶縁”さえ決意されているように見えます」(皇室関係者)
それほどまでに秋篠宮ご夫妻が小室さん夫婦の動向を厳しく考えられている理由は、そうした評判が秋篠宮家全体、そして将来の天皇である悠仁さまへの国民の印象に、よからぬ影響を与えるからだろう。
※女性セブン2023年8月17・24日号