「そんな意図で書き込んだわけではない」
告発文を受けて、8月4日に長谷部健区長と話し合いの場を設けた。
「おだひろみ幹事長、はるた学副議長、長谷部区長、私の4人で話し合いました。長谷部区長は当該の書き込みがあったことを事実と認めた上で、『(副区長に)注意しました』と報告しました。過去1年の副区長の言動を調査し、再発防止の方針を示すように頼んだところ、区長は『受け止める』と答えました。しかし、本件に真摯に取り組んでくれるのか、少々疑問が残る対応だったのも事実です。
私は選挙活動中に中高年の男性たちから何度も暴言を吐かれて、警察に相談したことがあります。子どももいることですし、だからこそセキュリティがよりしっかりしたマンションに引っ越したのに、その場所が拡散されてしまった。その恐怖を伝えると、区長は『副区長はそんな意図で書き込んだわけではないと思う』と擁護するような発言をしていました。区長と副区長は、民間企業で部下と上司の関係だったと聞いています。あまり厳しく注意できる関係にないのではないかと疑問が残ります」
今回の出来事でくわずる氏は強いストレスを感じ、心療内科を受診したという。あらためて、区にどんな対応を求めるのか。