「皆の者! ここは海老すくいならぬ、天下すくいでござるな~、どっこい、どっこい!」
NHK大河ドラマ『どうする家康』の8月20日放送回。宿敵・羽柴秀吉軍に勝利した徳川家康軍の宴では、俳優の大森南朋(51才)演じる徳川四天王の家老・酒井忠次が、日の丸の扇を片手に得意の舞を踊って盛り上げた。
「初回放送から松本潤さん(39才)演じる主人公・家康に仕え続けています。6月に放送された長篠の合戦では、決死の作戦を成功させて、勝利に貢献。大森さんの大活躍の回で、多くの視聴者を感動させました」(テレビ局関係者)
大森の大河ドラマ出演は、2010年『龍馬伝』以来13年ぶり。メディアの取材で「現場では、(家康の)母親気分というか、親戚のおじさん気分で、おもしろがりながらやっています」と語る。まじめな部分と、冒頭の宴のシーンのようなおどける部分を「振り幅をしっかりさせて演じている」そうだ。
私生活では、11年前に17才年下の女優の小野ゆり子(34才)と結婚。2019年には第一子も授かっている。独身時代は、PUFFY吉村由美(48才)に浅見れいな(40才)、そして、蒼井優(38才)など、何人もの女性との交際を報道された。
彼のプレイボーイぶりはいまも変わりないようで、役を離れた現実世界の大森は、若い女性たちとの宴を楽しんでいた──。
8月のある夜、大河ドラマ収録を行う渋谷のNHK放送センターからほど近い居酒屋に大森の姿はあった。店内で居合わせた客の話。
「大森さんは初め、男性2人とお酒を楽しんでいました。途中から、ギャルっぽい見た目の若くて可愛らしい女性2人が合流し、ますます盛り上がっていましたね。そのうち一人は髪がピンク色でとてもキュートでしたよ。話題は、大森さんの奥さんのことや映画・ドラマのことなど多岐にわたっていましたね。気心の知れた人たちとの飲み会という印象でした」
大きな黒いハットを被って、電子タバコを吸う大森は、ご満悦の様子だ。店を出たあと、大森と男性1人、女性1人は近くにあるバーへ消えていったという。
大森を知るある芸能関係者は「彼には、芸能界だけでなくファッション業界や音楽業界など幅広く友人がいます。裏表のない性格で、芸能人然としていない、誰からも愛される性格なんです。女性と飲むときも変装しないから、周囲の客から驚かれますが、奥さんに対してやましいところは一切ないので問題ないとか」と大森のナイスガイな部分を明かした。
1年以上の撮影が続いた大河ドラマも、いよいよ佳境。大森の出番も、そろそろ終了である。つかの間の休息でリフレッシュして、ラストスパートに入っていく。