「ポスト水卜麻美アナの筆頭」との呼び声が高い岩田絵里奈アナ(27)だが、MCを務めた『スッキリ』が3月に終了して以降、帯番組のレギュラーはゼロ。
「4月から『カズレーザーと学ぶ』『1億3000万人のSHOWチャンネル』のアシスタントに起用されたものの、月~金の帯がなくなった影響は大きく、露出減が続いています」(日テレ関係者)
若手エースとして八面六臂の活躍をしてきた岩田アナだけに、ファンからすればさびしい限りだが、昨今は主戦場としてきた「情報バラエティ」ではないジャンルに活路を見出しているという。それが報道番組だ。女性アナに詳しいジャーナリストの島本拓氏が語る。
「岩田アナは4月以降、CSやネットで見られるニュース専門放送局『NEWS24』への出演が増えています。普段バラエティで見せるノリのいい笑顔は封印され、質素な装いで硬いニュースを読む姿は新鮮です。
この夏は台風をはじめ、各地の大雨災害を伝えることも多かったのですが、防災担当記者の解説を引き出しつつ、自分の言葉でニュースをまとめる力は見事でした」
SNSでもさっそく岩田アナがニュースを読む姿が話題になっており、〈報道がすっかり板についてきた〉と好評の声が相次いでいる。
岩田アナがその先に見据えるのが、局の看板となる報道帯番組だというのは別の日テレ関係者。
「夕方の『news every.』、あるいは夜の『news zero』でしょう。とくに『zero』はMCの有働由美子アナ(54)とタッグを組んできたサブキャスターの岩本乃蒼アナ(31)が5月から休職し、大学院に進学しました。空いたポジションに岩田アナが座る可能性はゼロではない。もし岩本アナが復職して再び『zero』に戻るようなら、『every.』のMCに岩田アナが就くのではないか。いずれにせよ、岩田アナが夕方か夜の顔になる日は遠くないと思います」
※週刊ポスト2023年9月8日号