●比江島慎(33)/宇都宮ブレックス所属。1990年8月11日生まれ。191cm。88kg。愛称は「まこ」。実は歌がうまく、試合終了後のコート上でその美声を披露したときはファンが騒然とした。
チーム最年長の比江島選手は、突出したオフェンス能力で長きにわたって日本バスケ界および日本代表を支えてきたポイントゲッター。「比江島ステップ」と称されるテクニカルな動きから繰り出される得点は、海外の強豪相手にも通じる比類なき日本の武器で、3ポイントシュートの精度も高く、ディフェンスでの貢献度も高い。また、試合中は超絶プレーを見せる一方で、コートを離れると話下手というギャップも大きな魅力の愛されキャラだ。2019年の中国W杯、2021年の東京五輪と本来のポテンシャルを発揮できず不完全燃焼に終わった比江島選手。この大会でこそ大爆発を見せてほしい。
■比江島選手に一問一答
Q.バスケを知らないかたに向けて、今大会の楽しみ方を教えてください。
A.試合のスピード感や、臨場感はテレビの前でも夢中になっていただけると思います。あと、ほかのスポーツに比べて露出が多く、選手の筋肉とかも見えるのでそのあたりも…(笑い)。
Q.試合前のルーティンは?
A.ルーティンは作らないようにしています。調子いい日も悪い日もあると思っているので、ぼくは決めない派です。
Q.『女性セブン』読者にメッセージをお願いします!
A.熱い戦いをしたいと思っています。日本全体がバスケットボール界を応援してくださると力になるので、ぜひ一緒に戦ってもらえたらうれしいです。